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金子みすゞさんの詩

category - 日記
2013/ 12/ 29
                 
皆様、大掃除などのお疲れが出ていませんか?
私は今日は出勤です。
さぞ忙しいことでしょうが、年末に暇だったらお店がつぶれてしまいます。
お店に活気があってありがたいなぁと思うことにしましょう。(笑)

ホ・オポノポノ手帳が届きました。
思ったより大きく分厚い!

http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fbook%2Fcabinet%2F8463%2F9784806148463.jpg%3F_ex%3D128x128&m=http%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fbook%2Fcabinet%2F8463%2F9784806148463.jpg%3F_ex%3D64x64

バッグに入れて持ち歩くのは別の小さな手帳を買いに行かなくちゃ。

でも、この手帳、なかなかいいですよ。
手帳の下の部分に、切り取りできるメモ?があります。

一日の締めくくりに,もやもやしていること、
気になることを書いて、ピリピリとちぎり、
それをクリーニングして、ぽいっと捨てるそうです。

ちょっと面白そう。

心のクリーニングにぴったりの金子みすゞさんの詩をどうぞ。

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私と小鳥と鈴と

私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のやうに、
地面(じべた)を速くは走れない。

私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のやうに、
たくさんな唄は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。

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こッつん こッつん
ぶたれる土は
よいはたけになって
よい麦生むよ。

朝からばんまで
ふまれる土は
よいみちになって
車を通すよ。

ぶたれぬ土は
ふまれぬ土は
いらない土か。

いえいえそれは
名のない草の
おやどをするよ。

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お花が散って 実が熟れて、
その実が落ちて 葉が落ちて、

それから芽が出て 花が咲く。

そうして何べん まわったら、
この木は御用がすむかしら。

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金子みすゞさんは、26歳の若さで服毒自殺をして世を去りました。
妻の心などなんとも思わない夫に虐げられ、
詩を書くことも,詩作仲間に手紙を書くことすら禁じ、
遊郭通いの末に妻に性病をうつして苦しめても恥じず、
離婚ということになりましたが、最後に彼女から、
最愛の3歳の娘、ふさえちゃんを取り上げようとしました。

金子みすゞさんは、絶望して死んだのではなく、
娘を心のすさんだ夫に育てられることを避けるために、
当時の女性としてできることをした、それが自殺だったと思います。

最後の夜、娘をお風呂に入れ、いっぱい童謡を歌い、
実の両親と娘と4人で桜餅を食べたそうです。
ふさえちゃんの寝顔を見て、「可愛い顔をして寝とるね」と言ったのが
ご両親が聞いた、娘みすゞの最後の言葉でした。
翌日、夫が来て、娘を連れて行ってしまうという夜に、
金子みすゞさんは、静かに服毒自殺しました。

遺書がいくつかあり、夫宛ての遺書にはこうあったそうです。

「あなたがふうちゃんを連れていきたければ、
連れていってもいいでしょう
ただ私は、ふうちゃんを、心の豊かな子に育てたいのです。
だから、母が私を育ててくれたように、
ふうちゃんを母に育ててほしいのです。
どうしてもというのなら、それはしかたないけれど、
あなたがふうちゃんに与えられるのは、
お金であって、心の糧ではありません」


命を懸けないと、自分の願いは叶わないだろうと理解して、
最愛の娘をこの手で育てたかったでしょうに、命を断った・・・。
性病も悪化して、自分の限界を思い、娘のためにできることが
それしかないと感じたのかもしれません。
娘を守ろうと、毅然とした気持ちで亡くなったことと思います。

彼女の詩の世界観はなんて素晴らしいのだろうと胸を打たれます。
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コメント

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No title
この詩は知っているけど、金子みすゞさんが、そのような最後だったとは知りませんでした。
自分勝手な理由で死を選ぶ人が多いのに、
娘を思っての覚悟の選択ですね。
辛い思いをたくさんしたから、こんなに優しい詩が書けたのでしょうね。
No title
すごく考えさせられました。
Koalaさんありがとうございます。
No title
記憶を浄化するホ・オポノポノ手法は、禅の純粋経験に近いものかもしれません。

みすず、いいですね。好きな詩に付箋をつけていますが、上の三つの詩はすべて付箋がつけてありました。

明日 も好きです。

街で逢った
母さんと子供
ちらと聞いたは
「明日」

・・・・・・
明日は、希望ですね。
No title
こんばんは~

胸打たれます…
今日、有馬温泉に行きましたら、温泉寺~念仏寺とお寺がありまして、その掲示板に言葉が書かれてありました。

こんなひともいる あんな人もいる世の中です。

どうすればいいのかと、しばらく考えました。

幼いお子さんはきっと素敵なお嬢さんに育ったのですねhttps://s.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s106.gif">
No title
ねえねさんへ

東北の大震災の後に、テレビ番組の中で、
今回、ブログに載せた詩ではないものでしたが、
繰り返し金子みすゞさんの詩の朗読が流れたので、
日本中の人が、金子みすゞさんの詩の魅力を再発見したのですよ。

親の決めた結婚相手・・・。
条件だけで決められてしまうので、お互い、相性が悪く、
愛し合うことが難しいことも多かったかもしれません。
20代前半の詩なのに、内容がとても深く、
詩としての完成度も高く、素晴らしい詩人で、
何より素晴らしい母親でしたね。切ないです。
No title
Sachiさんへ

いつも深く読んでいただいてありがとうございます。
お嬢さんのふさえさんは、みすゞさんの希望通り、
みすゞさんのお母様に育てられました。
ご両親のどちらをも恨んでいないというお話を聞いたことがあります。
No title
sioさんへ

私は禅にもホ・オポノポノにも詳しくありませんが、
非常に共通点が多いような気がしています。
全ては一つでつながっているという基本点が同じですし。

みすゞさんの世界観も、禅の境地に近いものを感じます。

明日 の詩もとてもいいですね。私も好きです。
夕焼け空が出てきて、郷愁を誘われます。
おっしゃる通り、明日は希望ですね。
No title
ライムさんへ

こんなひともいる あんな人もいる世の中です。

いい言葉ですね。
「こんなひともいる あんな人もいる世の中」を
そのまま受け入れることのできるようでありたいです。

ホ・オポノポノの考えでは、自分の目の前に起きていることは
すべて自分の責任だということです。
あの人が悪いでもなく、社会が悪いでもなく、
自分の中にある傷ついた記憶が、傷ついた映画のフィルムのように
その傷を映写していると考えるのです。
あの人を変えよう、ではなくて、この現実に呼応する私の中の傷ついた記憶を浄化したいと、ウニヒピリにお願いして、
自分でも4つの言葉を唱えてクリーニングするとか。

すみません、最近ちょっと興味があるので、話が脱線しました。
ふさえさんは、中学生で母親の遺書を読み、激しいショックをうけたらしいですが、
その後、母親の愛情が理解できたそうです。
No title
こんばんは~
金子みすずさん、大好きです。地元の文学館で展示会があったとき見にゆきました。ステキでした。
悲しい人生だったみたいですね、。
No title
ミセスRさんへ

金子みすゞさんの詩には心を打たれますよね。
私も山口県に行ったときに、金子みすゞ記念館を見て、
詳しいことを知り,驚きました。
実の姉弟と知らず、惹かれあってしまったので、
親も慌てて結婚を決めたのでしょうが・・・。

昔は親が結婚相手を決めてしまうのも普通のことで、
まったく合わない同士が結婚となることも多かったことでしょう。
シュウトメちゃんも、親が決めた結婚だったんですよ。
今もそういう国がありますね。