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「タオ ヒア・ナウ」 加島祥造

category - 日記
2013/ 12/ 23
                 
最近の愛読書は加島祥造さんの「タオ ヒア・ナウ」

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加島祥造さんは、大学で英文学を教えてきた方で詩人。
現在は長野の伊那谷で暮らしていらっしゃいます。
sioさんのブログで知り、興味を持って、「禅とタオ」を読み、
その後、「タオ ヒア・ナウ」を読みました。

http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fbook%2Fcabinet%2F5336%2F9784333025336.jpg%3F_ex%3D128x128&m=http%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fbook%2Fcabinet%2F5336%2F9784333025336.jpg%3F_ex%3D64x64
「禅とタオ」もお勧めです。対談集になっていて読みやすいです。

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老子の言葉が英語に訳されたものがいくつかあるようですが、
英訳者たちは、老子の言葉を詩としてとらえているそうです。
加島祥造さんは、英訳された老子の言葉を
ご自分の日本語で、素晴らしい詩にしてくれました。
ですからこの本にあるのは、加島さんが理解した老子です。
若々しく、生き生きとした日本語で語りかけてくれる老子の本。

少しだけ書いてみるとこんな感じです。

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もっともソフトなもの

この宇宙の中で最もソフトなもの、
たとえば、水や空気と考えていいが、それらは、
最も固いもの、たとえば岩のようなものを
突き動かし、割り、やがてはこなごなにしてしまう。

なぜって、水や空気のような柔らかいものは、
隙間のないような所にも入り込み、働らくからだ。
それは静かな、目に見えない働らきだ。

私が、
静かで目に見えない働らきを最も高く評価するのは、
このためなのだ。
言わず語らずして伝える教えや、
目的など見えない働らきは、
この世ではなかなか人に気づかれない。
けれどもそれは、
比べようもなく尊い宇宙の働らきなのだよ。

もうひとつの無為

知識を学ぼうとする者は、
毎日何かを知り、覚えこもうとする。
タオを求める人は、
毎日何かを忘れ去ろうとする。
何かを自分の頭から捨て、
さらに、捨ててゆくとき、
はじめて、「無為」が生じる。

「無為」とは、何もしないことじゃなくて、
知識を体の中に消化した人が、
何に対しても応じられるベストな状態、そのことなのさ。
世間のことも、まわりのことも、
なるがままにさせておき、
黙って、見ていられる人になる。
その方がうまくいく、という計算さえ持たずにね。



外の光で内側を照らす

タオの大きな無から、すべてが生まれてくる。
それゆえに、タオを天下の母と呼んでいいんだ。
この母を知った人は、
その子供である万物のあり様を知るわけだ。
万物の姿を奥へたどれば、
母を尊び守ることになる。
有から無への道につながっていれば、
つまらない恐れや悩みからは自由であるだろう。
この道につながるには、
あまり欲望の道を開かず、
五感のいろいろな快楽にふけらないことだ。
そうすれば
いつも、いのちは充実しているんだよ。
あらゆる欲望の起こるままに、
いそがしく追いかけ、疲れはてるような
そんな生涯は、
やがて取返しのつかぬものになるのさ。

外に向いた欲望の目を、時には
自分の内側へ向けてごらん。すると
自分を知るという認識に到る。
自分の中に軟らかさや優しさを見い出す。
-そして、それこそが自分の強さなのだ、と知るだろう。
それには外の光を使って、自分の内側を照らせばよいのだ。
そうすれば、さまざまな悩みや苦しみは、
軽くなるはずだよ。
なぜなら、内側の軟らかな強さは、タオへの
あの道に通じているからだ。

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最初は、初めから順に読みましたが、
詩集になっているので、今は、ぱっと開いて、
少しだけそのページを読むということもできます。
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コメント

非公開コメント
        

No title
こんばんは~

禅、とても勉強したいので、紹介されている本読んでみたくなりました。探してみます~♪ ありがとうございます。
No title
ライムさんへ

私も禅に惹かれています。

本は、ヤフーでもアマゾンでも売っていると思います。
このサイト↓もなかなかいいですよ。
http://www.rinnou.net/
No title
はい~ありがとうございます♪
No title
老子のエッセンスをご紹介くださりありがとうございます。新井満の自由訳と対比しますと、加島さん独自の解釈がなされていてなるほどと思いました。例えば、新井訳では、無為は余計なことをしないと解釈されていますが、加島訳のようにすべてを知りながら「なるがままにさせておく」という方がタオに近いかもしれません。
といっても私はよく分からないのですが、胸にストンと落ちるkoalaさんは、やはりセンスがあるのだと思いました。
No title
おはようございます
すっと胸に染み込みました。ありがとうございます。本よりKoalaさんの抜粋がもっと読みたいです。仕事から帰ったら転載させて下さい。
No title
sioさんへ

こちらこそ、加島さんを教えていただいてありがとうございました。
加島さんの目を通した老子の詩は、瑞々しく
どこか男っぽくて、実に魅力的ですね。
男性が読むと、特に男っぽくは感じないかもしれませんが、
私は読んで、これは男性の詩だと感じました。
実にうまく女性性も取り入れている男性の詩だと思います。
どこがどうとうまく説明はできませんが。

sioさんは、右脳も発達していらっしゃるとお見受けしますが、
それ以上に、非常に左脳が発達した方なのではないでしょうか。
センスがあるとかないとかではなく、そういうことかなという気がします。
No title
Sachiさんへ

私の抜粋を気に入っていただいてありがとうございます。
また機会を見つけて、抜粋するようにしますね。

今日は、Sachiさんとご同業のタロット占いの先生に
友人と共に、占っていただいてきました。
とても楽しい時間を過ごし、はっとする言葉もかけていただいて、
楽しい一日を過ごしました。