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配偶者間暴力、児童虐待が被災地で深刻というニュース

category - 日記
2013/ 03/ 12
                 
配偶者間暴力、被災地で深刻=福島で6割超―児童虐待も過去最高を記録【震災2年】

時事通信 3月10日(日)11時30分配信

東日本大震災の被災地で、配偶者間暴力(DV)が深刻化している。
狭い仮設住宅に妻たちの逃げ場はなく暴力は激化。

先が見えない避難生活が続く中、夫婦関係が悪化するなどし、
福島県では2012年、警察へのDV相談件数が過去最多になった。

DVは子どもの成育にも悪影響を及ぼし、児童虐待を誘発する懸念もある。
国は震災後、相談窓口を設置したが、支援者は「DV被害はこれから
さらに増える」と警戒する。

福島県警には12年、前年比64%増の840件、宮城県警にも同33%増の
1856件のDV相談があり、いずれも過去最高を更新した。

一方で、岩手県警への相談は同2%減の298件。
全国の警察が把握した件数(12年1~8月)の伸び率は25%だった。

支援団体「ハーティ仙台」(仙台市)は「震災による失業などで
加害男性が自宅にいる時間が長くなり、DVの機会が増えた」とみる。
これまでの広い家から狭い仮設住宅に移ったことで、
被害女性らが隠れにくくなり、より粗暴な事例が増えているという。

福島県では東京電力福島第1原発事故の影響で、
夫と妻子が離れて住むケースが増え、すれ違いから夫が暴力に訴えることも。
「ウィメンズスペースふくしま」(同県郡山市)によると、
失業した夫が東電の賠償金を浪費してしまう経済的な暴力も目立つ。

岩手県では相談件数は減ったが、支援者は「被害者が孤立しているだけ」と分析。
震災後、相談の半数以上は内陸の盛岡市内の窓口に寄せられており、
「参画プランニング・いわて」(同市)は「被災した沿岸部は
支援体制が不十分」と指摘する。

一方、12年の児童虐待取扱数は、福島県警で前年比76%増の109件、
宮城県警も同34%増の254件と過去最高を記録。

岩手県警は同11%増の144件となった。
親のDVなどを見て心が傷つく心理的な虐待は、
宮城県警で同42%増の155件に上った。

1995年1月に起きた阪神大震災の後もDVの相談件数は急増。
兵庫県では、94年度の39件から95年度は74件、
97年度には138件と3年で3.5倍になった。

当時、支援に当たった「ウィメンズネット・こうべ」(神戸市)は
「災害後の大変な時期は、家庭の問題だからと遠慮する人もいるが、
我慢せずに相談して」と呼び掛ける。

内閣府は11年5月以降、岩手、宮城、福島3県で、
女性の悩みに答える専門相談を開始。現在も月400件以上の相談があり、
うち約4割がDV関係という。
ハーティ仙台の八幡悦子代表は「被災3県でも支援員を養成し、
相談体制の底上げを図りたい」と話している。 


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子供の被ばくの心配に加え、仮設住宅での大変な生活、
夫の失業、夫婦喧嘩、DVや児童虐待、という図式を想像すると、
痛ましいという言葉しか出てきません。

お金は、きっと、被災者にはあまりまわらないのでしょう。

復興予算が、東電関連の産廃業者などに食い物にされただけでなく、
核融合エネルギーの研究費に約四十二億円、調査捕鯨事業に二十三億円、
東京の国立競技場の補修に三億三千万円使われたとか、
被災地以外の官庁の庁舎改修にも、巨額の費用が投じられたとか、
逆に、被災した中小企業を支援する補助金の交付を求めたグループの
約63%が「国の予算が足りない」などの理由で申請を却下されたとか、
いろんなニュースがあったのを思い出します。

切ないけど、日本の現状は、そんなものなんでしょう。

復興予算を、被災者にもっと使うことで、
少しは防げるのではと思いました。
核融合エネルギーの研究費に使った約四十二億円、
調査捕鯨事業に使った二十三億円、合計六十三億円・・・。

食い物のされてしまったお金は戻ってきませんから、
これからの復興予算費の使い道を、国民で見張る気持ちが必要ですね。
もう少し手厚い補助があれば、少しは違ったのかもしれません。

DVに走りやすい傾向のある人は、一定数は存在していて、
ストレスが強まれば、過激な方向に走ってしまうのでしょう。
DVに走ってしまう人を防ぐ道はないのでしょうか。

強いストレスが長期間続いており、先も見えない状況で、
ただでさえ弱い立場の子供が、親から虐待を受け続けるなど、
どうあっても防ぎたいと思うのですが、
児童虐待の12年の取扱数は、福島県警で前年比76%増の109件!

阪神大震災の後もDVの相談件数は急増したということなので、
支援団体も、それを予測して、DVや児童虐待が起きたら防ごうと、
相談窓口を開いてきちんと動いたと思います。
まだ相談できずにいる人たちが、DVや虐待から避難できますように・・・。




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コメント

非公開コメント
        

No title
心が痛みます。

暴力を振るう方も、抑えきれないストレスが溜まっていることは
明らかで。
復興が進んで、気持ちにゆとりができると
DVも減ると思うのですが。

欝・DV・孤独死、政治がちゃんとしてたら、
かなり防げると思うと腹立たしいです。
No title
中には震災が…原発事故さえなければ、幸せな家族・夫婦でいられたかもしれない人達もいるんでしょうねhttps://s.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s366.gif">
あの時…あのお金さえ…と後ろを振り返っても仕方がないんですが、あの人が呑気にお遍路さんなんかしていたかと思うとイラッて来てしまいますね。
No title
ストレスがたまると弱者に向かってストレスが発散される。これは人間の心理的傾向ですが、こういうDVや児童虐待に走る人間には非常に腹が立ちます。DVや児童虐待の加害者の一部はそういう行為に走る自分に苦悩しているということも事実でしょうが、それでもやはり、そういう加害者には腹が立ちます。
社会が生み出す現象でしょうが、当人には社会のせいにしてほしくない。
もちろん、人間を追い込まないような社会をつくるのは、直接は政治家、間接的には国民一人ひとりでしょうけど。

ハーティ仙台のサイトを見たら、私の選択基準に当てはまりますので、プチ基金から、少し支出します。
No title
ねえねさんへ

ストレスが、本当は力をあわせていきたい妻や、
守らなくはいけない子供に、暴力という形であらわされるのは、
どうにかして避けたいことですが、福島県警に相談があっただけでも、
840件という驚くべき数になっています。

失業と生活苦を減らすことにお金が回ったら、
DVに走る人もそんなには増えなかった気がします。
No title
CIBさんへ

阪神大震災の後も、DVが3年で3.5倍になったのなら、
今回はもっとひどい結果が予想できたと思うんですよ。
予算をその対策に回して、雇用を生み出し、
失業と生活苦から救うことが出来たと思うんです。
なのに、核融合エネルギーの研究費に約四十二億円、
調査捕鯨事業に二十三億円ってひどすぎますよね。
No title
sioさんへ

おっしゃること、よくわかります。
自分が苦しい時は、妻子も当然苦しいのです。
励ましあって力をあわせるべき時に、自分より弱い相手を、
暴力で痛めつけるなどということは、あってはいけないことです。

震災前でも、DVの人はいたのですが、急増したというのですから、
そういう傾向のある人でも、そこまでストレスが高くなければ、
普通の夫、父親として踏みとどまれていたのに、
震災後には、DV報告が前年比64%増、児童虐待報告は前年比76%増。
踏みとどまれる程度は人によって違うのでしょうが、
もう少し政治の力で何とかできなかったのかと思いました。

本人には、環境のせいにして欲しくないとは私も思います。
同じ条件で、決してDVには走らなかった人の方が多いはずです。

福島で辛い経験をした子供たちが、その上、
家で親から暴力を振るわれるというのは、
想像しただけで、あまりに痛ましくてなりません。

募金してくださるとのこと、ありがとうございます。
私も少しだけですが募金します。