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2019/12/08

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義母さんは無事に施設に帰りました

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2019/ 12/ 08
                 
義母さんは無事に施設に帰りました。

今の施設はショートステイ専門施設なので、本当は、ずっと長くいられる場所ではありません。
2年後に家の近くに老人ホームが出来るので、出来たらそこに入りたい、無理なら別のホームにと、ケアマネさんにはお伝えしてあります。

それまではできたら今の施設にお願い出来ないでしょうか・・・というわけです。
今の施設には3年目。慣れているし、よく面倒を見て下さるので、ありがたい施設ですが、老人ホームではありません。

有料老人ホームなら、スタッフさんの数も多めで、イベントも多いですが、経済的に難しいです。
出来たら義母さんの年金で入れる場所に入って欲しいのですが、そういうところはイベントなどはそうありません。
自分で自分の楽しみを見つけられないと、急速にボケてしまいそうです。
難しい楽しみでなくてもいい、こういう写真集を見ると楽しいとか、こういう塗り絵を完成させるのが楽しいとか、そんなのでも充分。
でも、義母さんにはそう言うものが何もないのです。

義母さんは、ずっといわゆるきつい姑さんだったので、はっきりした性格だと思ってきました。
これをしなさい、あれをしなさい、こんな風じゃダメだ、遅い、まだ終わっていないのか、これはこういう風にしないとダメじゃないか、そんな発言が多い人でした。

そんな義母さんが年老いてみると、全然はっきりしない性格の人に変わっていました。

「お買い物に行くけど、おやつには何が食べたいですか~?鯛焼きがいいかな?ケーキ?おまんじゅう?」
「なにがいいのかな。これといってないかな。」

「演歌のDVD、聞きますか?どれにしようか。天童よしみはさっき聞いたから、今度は島倉千代子かな?サブちゃんにする?氷川きよし?」
「う~ん、どれでもいいけど。」

義母さんは、おやつも演歌も大好きなんです。
そういえば、昔、はっきり言いきってきたことは、嫁としての仕事の内容が多かったのかも。
自分のしたいことを決めるのが苦手だったのかな?とも思いましたが、そうでもなかったと思い直しました。

昔はちゃんと、自分のしたいことも言い切ってきたよね?

もっと家族旅行に自分も連れていけとよく言われました。
脳出血で手術した病院には、脳卒中友の会という会があり、ドクター付き、看護婦さん付き、ボランティアさん付きのツアー企画をしてくださったので、義母さんは、旅行は色々楽しめました。
でも、家族みんなで行くのも大事だ、行きたい、という気持ちは強かったです。
時々は、義母さんも連れて行ったのですが、時々は当日やっぱり今回は行かない、一人で留守番する、と言い出したことも何度かありました。義母さんの分はキャンセル料全額私たちが払うので、夫もムッとしていました。

子供が少し大きくなると、行きたい場所が変わります。
遊園地や海に、足の悪い義母さんを連れていくこともできないし、義母さんの条件は多かったので、大変だったんです。
杖で歩けましたが、長い間歩くと疲れるので車椅子が基本。
移動は車に限る、酔うので近い場所、車椅子で遊べる場所、宿も車椅子OKの部屋、等の条件で出かけるので、日帰り圏内の場所なのに、大きくなった子供は飽きるし、お金はかかるし、気は遣うので苦痛でした。
でも、義母さんは「自分は家族旅行に行きたい」とはっきり主張する人だったのです。
なんで今は何が食べたい、何が聴きたいというのも選べなくなっちゃったんだろう?

子供がもっと大きくなってくると、家族そろってお墓参りというのも減ってきました。うちはお墓が徒歩1分でとても近いので、逆にいつでも行けて、部活やら友達との約束やらが増えると、支度に時間のかかる義母さんと揃ってお墓参りに出かけることが減ったのです。お墓参りに夫と息子、私と娘が分かれてお参りするのも、困ったことには思えませんでした。

そもそも、義母さんにとっては懐かしい、お墓に入っている人たちの生きているときの姿を、子供たちは知りません。
義母さんは、「〇〇さんの家は家族そろっていつもお墓参りしてると思うと、うらやましくて、うちが情けなくて泣けてくる」と嫌味を言うほど不機嫌でした。
〇〇さんの家のように、家族みんなでお墓参りしたいとキッパリ言い切っていた義母さんなんだけどな。

ここまで思い出して、ふっと気が付きました。
義母さんの頭の中には、きっと、「理想の家族像」があったんですね。

家族みんなで旅行に出かけて、孫たちは、おばあちゃん、おばあちゃんと慕ってくれる。
(現実には、植物園を義母さんの車椅子を押してくれたりする孫も、飽きてうんざりした顔をしてる。残念!)

お彼岸などには、家族みんなでお墓参りに行って、おじいちゃんはこういう人だったよ、なんて思い出話の一つも孫に聞かせたかったのかもしれません。
(現実にはそんな余韻はなくお友達の家に出かけてしまう孫)

理想の家族のイメージはあっても、現実は厳しかったのかな。

そう考えてみると、食べたいものも、昔は「自分の健康にいいと思われるもの」でした。

脳出血で左半身不随になったので、血圧をあげる食べ物は厳禁で、気に入らないと「脳卒中の食事療法」という本を投げつけられたこともあります。
蕁麻疹が出ることもあったので、食べ物とは無関係とお医者様に言われたことはスルーして、自分が決めたNG食材がたくさんありました。

好きだから食べたいという視点で食べ物を選んだことが少なかったのかな、義母さんは。

演歌は昔から好きでしたが、特に誰のファンだということはなかったです。
ファンだった人がいたら、写真集でも買ってあげようかと思い、映画スターとか芸能人で、誰が好きだった?と聞いても、別に特別好きなのはいないという返事だった義母さん。
それを得意そうに言ったのが印象的でした。
自分の楽しみなどを追い求める浮ついた女じゃなかったの、私は。そんな感じ?

こんなことをあれこれ考えるのは余計なお世話。
思いやりというよりは、義母さんをこの先、老人ホームにうつしたら、あっという間にぼけが進みそうなのが、私は怖いんでしょう。
考えたって仕方ない。
わかってるんですけどね。

今日は夕方から用事があって家族で出かけたので、帰りに居酒屋さんで晩御飯を食べて帰りました。
DSC_5196_(2)_convert_20191208211914.jpg

昔はよく義母さんを連れて外食したっけ。

外食も義母さんルールがあったので、一番無難なのが、そのへんの気取らない和食屋さんでした。
そういえば、うどん屋さんが好きでした。

DSC_5195_(2)_convert_20191208211932.jpg

居酒屋さんというのは、義母さん、行ったことがなかったかも。

次回の帰宅は大晦日です。
もう今年も3週間ちょっとしかないんですね。

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コメント

非公開コメント
        

No title
こんばんは~~ 義母さんの面倒見は
本当に大変ですね~~
よくまあ やっておられる 私には到底
できません。あと2年ですか しかたないというか 
我慢するしかないけれど
本当にお疲れ様です。
ご自愛ください。
No title
yamanekoさんへ

このブログを書いたときの私は、ちょっとどうかしていましたね~。(苦笑)

義母さんは、ショートステイの頃から、施設のイベントで楽しむのが好きで、それは今も変わらないのですが、どんどん受け身が進んで来て怖いくらいです。
でも、仕方ないことですね。
No title
お義母さまのお世話お疲れさまでした!
あと2年で家の近くのホームに入れるかもしれないのですね!
そうなれば少しはkoalaさんの負担も軽くなるのかな?
お義母さまが気に入る施設だといいですね(^^)v

うちの義母がお世話になってる施設は常に色々なイベントをやってます!
ですが、義母は人付き合いをあまり好まず、参加したがりません(≧▽≦)
色々な刺激を受けた方が痴呆にはいいと思い、私も一緒に参加たりしてますが、
そうしたからと言って痴呆が進まないかと言えばそうでもないでしょうし、
こればかりは仕方がないことだと私も割り切るようにしています。

昔は私にきつく当たってた義母が、痴呆が進み別人のように穏やかになりました。
(せん妄時は別ですが(;^_^A)
嬉しい?悲しい?なんだか変な気持ちです。
No title
nicoさんへ

2年経ったら近くに老人ホームが出来るというだけで、底に入れる保証はないのですが、入れたらいいなぁと思っています。
ダメだったら、別の老人ホームを考えますが、見学に行った範囲では、近くのはあまり義母さんに向いていないです。
そんな贅沢は言っていられないのですけどね。

義母さん、だんだんと、家の生活で疲れるようになってきました。2泊3日で疲れちゃうんです。こっちも疲れますが。

nicoさんの義母さんの施設はイベントが多いのですね。
うちの義母さんはイベント大好きなので、そういうところがいいんですけどね、このあたりでそういう所は結構高いので、私たちは補助しかねます。