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書いていると自分の頭が整理できる

category - 日記
2019/ 02/ 11
                 
書いていたらとても長くなりました。
私が介護の話を書くと、自分の意思とは異なって、愚痴に思えるようです。
私は現状にそこそこ満足していて、腹もくくっているつもりなのですが、
読んでいて愚痴に感じるということは、私の中に愚痴っぽい感情があるのでしょう。
ただ少なくとも、意識の上では、愚痴ではなく、考えたことを書いています。
以上、前書きでした~。(爆)



一昨日、夫の従姉妹たちとおしゃべりしていて、
あまりにも親孝行でない従姉妹の親戚の愚痴なども聞きました。
ほんのたまにでもいい、自宅に帰りたいという親戚の方がいて、
長男とお嫁さんが完全拒否だそうで、可哀想だと怒っていました。

うちは無理なのよ~、そもそもスロープがないから家に入るのも無理!って言うんですって。
koalaさんはこんなにやっているのに。簡易スロープってのがあるのね?と言われて、
そりゃスロープなんて言い訳で、欲しいと思えば調べて簡易スロープの存在を知るでしょうけど
どの程度なら介護してあげられるかは、単純に人と比べるのは違うんじゃないかな?と思いましたが、
世間話なので、いえいえ私なんて、とだけ言っておきました。

私も以前、あまりにも親孝行でない義姉さんたちについて、
いくらなんでもと非難する気持ちが強かったです。
感情移入できる範囲を大きく超えたことをする人のせいで、
自分が不利益を受けると感じて、怒りが湧いたのでしょうね。
嘘でもいいから、少しだけ親孝行の振りが出来ないの?
いい大人なのにみっともないという気持ちが、私の正直な感情でした。
でも、夫の従姉妹さんたちとお話ししていて、
自分の考えが変わっていることに気が付きました。

先日、親が自分を忘れてしまったからもう会いに行かないと言った知人の話を書きましたが、
この人がそう感じる裏には、そういうクールな親子関係があるのだろうと思いました。
片道2時間以上かかる所なので、行くのが大変だというのもありますが、
わからないのに行くのは無駄というのはやはりクールな感性です。
私の友人は、呆けた母親の施設に、毎日のように仕事後に会いに行っていましたが、
「どこのどなたかわかりませんが、ありがとうございます」と頭を下げる姿が、
妙にかしこまってて、可愛いの~と言っていました。
この感性も、友人の母娘関係から生まれたものなのでしょう。

怒りを感じている相手に、自分の心を偽って親孝行するよりも、
一切面倒はみたくない!頼るな!と突き放した方が、
義姉さんたちにとって自然で自分を大切にすることになっているのなら、
無理に親孝行の振りなどしないほうがいいかもしれないと考えが変わりました。
感謝も知らない人なら、せめてマナーとして振りくらいしなさいよと怒っていたのにねぇ。

親孝行なんかしたくないと言えば、とても自分勝手に聞こえますが、
そこには、自分の心にこれ以上嘘がつけないからというケースもあると思います。
あるいは、人を愛する能力があまりないとか。そんなケースもあるような気がします。
計算能力が低いとか、運動能力が低いというのはわかりやすいですが、
人を愛する能力って、テストで測れませんから、難しいですね。

私は義姉さんたちの言動に接して来て、ここ10年くらいの間、
義姉さんたちが義母さんに向ける怒りを感じてきました。
きっかけは私の実母が末期がんで余命3か月宣言を受けまして、
私が仕事を辞め、実母宅に毎日通うようになったことでした。

余命3か月と言われた実母は、私が毎日通う中、体調がよくなってきまして、
宣言から1年7か月生きてくれたので、義母さんが淋しい時期が延びたのです。
義母さんが淋しさと不満で、連日義姉さんたちに電話を掛けたらしく、
娘の迷惑を考えろと怒鳴り込んできて以来、怒りがいろいろ噴き出してきたように感じます。

姪や甥が独立するまでは、義姉さんたちの気持ちは、
やはり自分の家庭内、特に子供に向いていたと思います。
今はもう、子供たちは独立して落ち着きました。
上の義姉さんは離婚もして、離婚後のごたごたの時期も終わりました。
そういう時期、義母さんの方はどんどん弱ってきて、依頼心が強くなってきました。
そこで連日の電話がきて、頭に来ちゃったわけですが、
私の実母が亡くなってから、もう10年経ちますので、
電話はきっかけだっただけで、心の奥にはずっと怒りがあったのだと思います。

自分と母親の関係を見直すようになってきて、怒りが出てきたのかも?と
思うような言動が、ほぼ会うたびに見られるようになってきました。
そのたびに私も八つ当たりとしか思えない攻撃を受けます。
夫は攻撃が始まる前に、すっと席を立つのですが、
そうでないと自分が怒鳴るかもと思っていて逃げています。
大ゲンカしちゃうと、88歳の義母さん、可哀想ですしね。
私にも、席を立ってもいいと言いますが、修行だと思ってとどまっています。
怒りは吐き出させないとエネルギーが高まりますからね。
人生が上手くいかない怒りも全部親のせいにして、私のせいにまでして怒っていますが、

義母さんは、古い教育で育ち、自分も古い考えに縛られて農家の嫁をやってきた人なので、
昔から、長男の嫁は家のもの、とか、女三界に家無しと思えなどと私も説教されました。
子供は年老いた親を助けるもの、という感覚も常識だと思っていたので、
親の依頼心を自分の娘たちが拒否するとは思っていなかったでしょう。

義姉さんたちは、今時の60代ですから、自分の人生を親に捧げようなんて思いません。
淋しいから電話して愚痴を言う母親がうっとおしい、母親に時間を割きたくない、
その思いの奥には、自覚していなかった母親への怒りがあったのでは?と思います。

義母さんの自己中さを考えると、愛情深い母親ではなかっただろうと思います。
お前のためだと言い切って、自分の考えを押し付けそうなタイプです。
同居してきた間、どれほど衝突したかわからないほどですが、
自分が正しいのに馬鹿嫁が、という考えは表面的なもので、
心の奥に煮えたぎっていた怒りを、嫁に吐きだすことが必要だったのでしょう。
怒りの正体を見つめましょうよ、と思いますが、
その辺の能力が凹んでいるのかもね、私も凹んでる能力はいろいろあるしと思えば、
とてもスルーしやすいです。若い頃の私に教えてあげたい。(笑)
でも、教えてもわからないかもね。
58歳になって自分で考えたからこそのことかも。

親、特に母親への怒りって、抑圧しやすそうですよね。
親はすぐ「お前のために」とか言うしね。そうかなと思っちゃいますよね。
本当にそういう場合もあれば、母親の愛情からとは言い難い場合もあるでしょう。
私も、表面意識は感謝しかないですが、心の奥はどうなのかわかりません。
自覚しない母への怒りなどもあるんだろうなと思います。

介護というのは、自分を犠牲にしなくてはできないものですから、
自分はここまでならできると思う範囲ですることが大事かなと思います。
出来ませんと言い切ったもの勝ちってこと?と言われそうですが、
そうかもしれません。出来る範囲は人によって違います。

私は若い頃からの介護生活で、義母さんは半身不随で、
介護できません~ではすみませんでした。それも運命です。
大姑さんを看取り、実父、実母を看取り、伯母も看取りました。
大姑さんは姑さんが出来ないから、実両親は弟がアメリカ在住だから、
伯母は未婚で面倒を見ていた母が先に亡くなったから。
介護を通して学びなさいという人生の仕組みが用意されていたとしか思えません。
それがわかってきた今、施設のお蔭で、介護は最小限になってきています。
ありがたい人生のシナリオだと思って感謝しています。

前書きに書いたように、愚痴を言いたいのではなく、褒めて欲しいのでもありません。
感想をいただけると、また新しい視点が得られて嬉しいですし、
コメントなしでも、書いていると自分の頭が整理できるというありがたいものがブログです。

ありがたいなぁと思いつつ年を取って、あの世に旅立てるのが理想です。
そういうきれいなことを言う奴に限って、呆けて暴言を吐きまくる可能性もあるのですけどね。(爆)
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コメント

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No title
親子関係って何の問題もない仲良し大好きってほうが少数派ではないですか?
決めつけるのはよくないけど、特に戦中戦後派の親は依存心が強いような。うちの母もそういう傾向あります。
女性が生きる道の選択肢が少なかったから、人生に不満があるんだと思いますよ。自分でも気づいてないのよね、心の底から自分の人生生きてないってことに。

親に感謝しなくはいけないという価値観も、斜めから見たほうがいいですね。感謝ってするものではなくて、湧き上がってくる感情だから、有難いと思えなければ無理に思う必要ないです。

究極は、親よりも1日でも長く生きてるだけで、親孝行だと思います。そうだなぁと思えないならば、依存があると思います。
No title
私はkoalaさんほどの介護経験がないので、読んで奥が深いなぁと関心しました。介護をしている時って心の余裕がなくなるのに、自分以外の方々の気持ちを汲もうとする…私にはできませんね~。

「親孝行なんかしたくないと言えばとても自分勝手に聞こえますが、そこには自分の心にこれ以上嘘がつけないからというケースもある」これを読んで主人のことかな?って思いました。
面倒をみたくないと言うのは簡単ですが、じゃぁ誰が面倒を看るの?って思います。koalaさんが義母さんを看ていらっしゃるから義姉さん達が看なくてもいいんです。
私の義姉は「嫁なんだし一緒に住んでいるんだから面倒を看るのは当たり前」と言ったし、お礼も言いません。私は同じ家族として親の介護に「皆で助け合おう」という気持ちと協力し合う関係になりたかったですね。でも同じ感情を持てる義姉ではなかったので仕方がないんですが…とても残念でした。

私にはクールな気持ちがないので、変に割り切れない所があります。koalaさんのように、もっと幅広く考えていかなきゃなって思いました。勉強になります。
No title
人間の喜怒哀楽はほとんど人間関係から来ますから、心がモヤモヤして整理したくなるのは仕方がないですね。私のように晩年になると人間関係がほぼなくなりますから、それはそれで寂しさや哀しみが来るわけですが。

ブログを拝見するとkoalaさんは優しいというか、かかわりのある人を放つて置けない性格に見受けます。愛情と義務感が強い感じがします。これは生育環境のためのような気がしますが、人柄としかいいようがありません。

そういう人から見ると義姉さんをみるといらいらしたのだと思いますが、私は「振りくらいしたら」というかってあったという気持ちは正しいと思います。例え本心でなくとも優しい扱いを受ければ、嬉しいのです。「振りができるのが人間のよさ」というのは曽野綾子も強調していますが、私も同感です。
もちろんご指摘のように自分を完全に犠牲にしてしまうのはこれまた問題ですから「できる範囲」ということは、大切ですね。

koalaさんは、少しやりすぎの感じがしますが、自分がつぶれないように距離をとりながら、十二分に義母さんを介護しているので、理想的なのではないでしょうか。
No title
ねえねさんへ

仲良し大好きなんていう母娘でなくても、全くかまわないのですけど、
年に数回会うだけなのですから、穏やかに会えないかな~とは思います。
でもそれが出来ないようですから、出来ないものは仕方ないですよね。

義母さんは88歳ですから、多少の依存心は仕方ないと思いますが、
義姉たちにとっては、10年ほど前に、私が出かけている間に義母さんが、
毎日のように電話したのがよほど苦痛だったようです。
私がいない時に2人で怒鳴り込んで来て、夫が怒って、険悪になって。
それ以来、義母さんは、義姉さんたちに対してはもう一切の依頼心はなさそうです。
私は正直なところドン引きしましたが、荒療治が効いたとも言えます。
あんな風に依頼心って消えるんだ・・・と勉強になりました。
No title
ミーさんへ

ミーさんの義姉さんの発言は、うちの義姉さんたちにそっくりです。
同居していた時、義母さんが骨折して入院し、足が弱っているので、
そのまま自宅に帰ると、また転倒の危険があるということで、
リハビリのある施設へのショートステイをケアマネさんに勧められました。
義母さんは、家に帰るの一点張りで、一生懸命説得していました。

義姉さんたちが病院にやってきて、介護は嫁の仕事、その仕事ができないというのなら
施設でもどこでも入れればいい、私たちに迷惑かけないで、と言いました。
何も頼んでいないし、ショートステイの話は義母さんのためだったのに。
その言葉を聞いた義母さんは死にたいと騒ぎだして大変でした。

介護で助け合えるのが理想ですが、理想と遠い家族も多いです。
義姉さんたちの感覚では、介護する人がいなければ、老人ホームに入れて、
ほとんど会いに行かなければいいということです。
私はそういうの無理なので、介護してますが、義務とは思っていません。
No title
sioさんへ

sioさんは多趣味でいらっしゃるので、人間関係が多い方ではないでしょうか?
俳句、吹き矢、卓球、それぞれにお知り合いがいらっしゃるでしょうし、
他にもいろいろ活動の幅がおありですし。

「振りができるのが人間のよさ」というのは、本当にそう思いますが、
本心から親に優しい言葉をかけるどころか、振りするのすら出来ない人もいます。
年に数回会うだけなのに、嫌な言葉ばかり言う神経は理解に苦しみますが、
優しい言葉をかけて、優しい振りをすることすら苦痛に思うような
原因があってこそのことなのでしょう。それはそれで大変そうです。

60年前、50年前、40年前の義母の言動で被害を受けたと、
真顔で責める義姉たちを見ていると、いろんな人がいるのだという思いが強まります。
私から見たら、責任転嫁に見えますが、黙っています。

私はおっしゃる通り、関わりのある人に寄り掛かられると、
寄りかかられること自体は嫌いなのに、ほおっておけません。
それ程役に立ちたい欲があるとも思えないのですが。
No title
おはようございます(^^)。

依存症をお持ちの方の多さに驚かされます、私の方が可笑しいのかと思ったりもします(笑)。
そんな私も一時期依存症的な事がありましたから解る事なのですが断ち切り割り切るには多少の気力と体力を要します。

今日も笑顔で素適な一日を過ごしましょう。
No title
みゆきママさんへ

みゆきママさんは、ご自分でみゆきハウスを作られたりして、
依頼心がない強い方なんですよね。
私が義母さんみたいな状況になったらどうなるか、
あまり想像したくないのでしませんが(爆)、依頼心が強まるかも~?
どうせ依頼心を持つなら、税金を払ってきた行政に持とうと思ったりしてます??