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義母さんの記憶、所々にぽっかり穴が

category - 日記
2018/ 09/ 20
                 
昨日は出勤前に義母さんとケアマネさん、3人で会う日でした。

ケアマネさんのお仕事としては、来月のケアプランを私に見せて、印鑑をもらうだけでも
多分いいのですけれど、熱心なケアマネさんなので、毎回、義母さんとおしゃべりし、
近況を本人の口から聞きだして、元気になりそうなハッパをかけてくれます。

義母さんの頭はそこそこしっかりしているのですが、昨日のケアマネさんとの会話で、
ひ孫に会ったことがないし、会えることはないだろうと言ったので、ちょっとびっくり。
「おばあちゃん、〇〇ちゃん(義母さんの外孫)、旦那さんと赤ちゃん連れて来てくれたじゃない。
赤ちゃん、〇〇君って名前だよ。赤ちゃんと写真も撮ったよ。覚えてない?」

義母さん、思い出せないみたいで、「そうだったかなぁ。」と答えました。
可愛がっていた外孫に待望の赤ちゃんが生まれて、家に3人で来てくれたけど、
忘れちゃうほどの出来事だったのかしら・・・。

他にも、「娘は来ないからね。ここ(施設)には来たことないし。
まあ、自分の生活があるからね」とケアマネさんに言いました。
「・・・おばあちゃん、私たち、義姉さんたちをここに連れてきたことありますよ?
3回くらい、ここに来てるよ。忘れちゃった?」

確かに3回は少ないかもしれないけれど、義姉さんたちを連れてくると、
帰りは下の義姉さんの家まで送って、途中でお昼ご飯をごちそうするというルール?があって、
時間もお金もかかるので、こちらもあまり誘わないんです。
向うから連れて行ってとも言わないし、そう行きたくもないみたいな様子だし。
義母さんが喜ぶと思って連れて来てたのに、忘れちゃうってことはそう嬉しくもなかったのかな?
嬉しくても忘れちゃうものなのかもしれませんけど。

他にも、義姉たちについて、それぞれ姑さんがいるから大変だとケアマネさんに言うので、
「おばあちゃん、〇〇さん(上の義姉)のお姑さんはもういないよ。亡くなったよ。」
返事はなくて、「いばりんぼうのすごい人でねぇ・・・」と話を続けていました。
威張る人だという記憶はしっかり残っているみたいです。
亡くなったことを覚えているのかどうかは確認しませんでした。
義姉の離婚後に亡くなったので、お葬式にも行っていないし、どうなんでしょう。

実の弟さん夫婦が来てくれたことも、忘れて、私たちに「来てくれたよ」などと
言わなかったりするけれど、弟さんの奥さんは美容師さんなので、
義母さんの髪を施設の部屋でカットしてくれたりするんです。
それで気が付いた私や夫が、「○○さん(義母さんの弟)たち、来てくれたの?」と聞くと
「そうそう、この間来てくれて、髪を切ってくれた」と思いだすんだけど。
これは、髪を切ってもらうという体験が、記憶に残りやすいから思い出すのかな?

義母さんが呆けていくと、よく顔を見せる人しかわからなくなってきて、
それはたいてい長男の嫁だという話をよく聞きます。
田舎なので、介護は長男の嫁の仕事と、割り切って放り投げる人が多いのです。
本当にたくさんの人から、実話としてそういう話を聞きました。

世話をしてくれる人の顔を忘れにくいのは本能的に自分を守るためなのかもしれないけれど、
可愛がって育ててきた子供の顔がわからなくなると考えると切ないです。
ま2Lに伸ばした義姉たちと一緒にいる義母さんの写真を何枚も施設に持って行ってるし、
まだまだ頭はしっかりしているので、このままそれなりにしっかりした頭でいて欲しいです。

私の友人のお母様が呆けた時は、お兄さんが独身だったのでお嫁さんはいなくて、
友人が介護してきました。今はもう亡くなっています。
毎日仕事後に施設に通う友人の顔も、最期はわからなくなって、
でもにこにこして、「よく来てくださいました」と
実の娘ともわからずに、挨拶してくれていたそうです。
「最初のうちはショックだったし悲しかったけど、良い笑顔してくれるのよ、これが。
私が行くのを喜んでくれてるんだから、もうそれで十分と思った」と友人が言っていました。

なるようになっていく、と思うしかないですね。
環境がガラッと変わって混乱した時に、呆けたようになりますが、
義母さんがそうなった時には、毎日通って、クイズ画像など持ち込んだり、
いろいろ働きかけて、何とか危機を脱しました。
でも、運命的に呆けて行ってしまうときには、働きかけてどうかなるものでもないのでしょう。
今のところ、義母さんは、それなりに頭がしっかりした人です。
昭和6年2月生まれの87歳。年齢相応という気がします。
所々、記憶にぽっかり穴があくのは仕方ないのでしょうね。

私、57歳でも、脳みそ危ないです。
先に呆けたらどうしましょ・・・。



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