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2017/06/30

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そうか、私は自分の中のこういう見下し心理がとても嫌だったんだ

category - 日記
2017/ 06/ 30
                 
昔の自分の日記を読み返して、気が付くことがいろいろありますが、
とても不快だったのが、この日記の中の一文。

何と言うこともない文章ですが、この中の「パラサイトシングルだけにはさせません!」
この言葉の中にある自分のおごりというか、見下す気持ちに、ハッとしました。

最初にお断りしておきますが、今から書くことは一般論ではなくて、
私の中の、私が気になる棘についての話です。
常々、誰にでも当てはまる話なんてない、と思っています。
今の私にとっては、こういうことだと思う、という単なる自己分析ですので、
これを読む他の人が、それは違う、と思われても、それはまた当然のこと。
私とその人が違う人生を歩む違う人だというだけのことだと思います。

本題に戻りますが、昔はパラサイトシングルっていう言葉がはやったんですよ。
自立していないで、親に寄生して、楽して生きている独身男女をそう呼びました。

あの頃は、引きこもりとか、ニートっていう言葉がそうメジャーでなかった気がします。
パラサイトシングルっていうのは、ニートのことではなくて、
普通に会社員をしているけれど、生活費の負担や自分のための家事もしないで、
お給料は全部お小遣いで、チャラチャラ遊んでる、というイメージがありました。

でもそれって、単に私のイメージです。
実際にそう呼ばれるような人たちがチャラチャラ遊んでいるのを見てたわけじゃありません。
どんな事情がその親子にあったのかも知りません。
知らないけど、見下していたんですね。

マイナスイメージの言葉っていっぱいありますよね。
パラサイトシングルもそうですし、引きこもりも、ニートもそう。
引きこもりの人たち、ニートの人たちというのはここの事情が違うでしょうし、
私の知らないどんな苦しい事情があるのかも私は知りませんが、
このマイナスイメージの言葉を聞いて、見下す気持ちは全く湧かないかといえば、
48歳の私がパラサイトシングルを自覚なしに見下していたよりは少ないですが、
ゼロではないというのが本当です。

「このハゲ~!」と怒鳴った議員さんがいましたが、ハゲもデブもブスも、
そうでない人よりも見かけが劣っているという意味で同様。

人間は比べる能力があるし、自分がどの位置にいるか確認したがる生き物だし、
感情というものが豊かなので、始終比較をして、感情を揺さぶられていると思います。
本当はそれ、不要だよ、もうそろそろ卒業しようよという気持ちが、
この48歳の私の日記を読み返して不快になった理由だと思いました。
完全な卒業は人間として現在に生きて行く上に無理なので目指しませんが、
今回湧き起こった、自分の中の不快な気持ちを見つめると、そういうことでした。

私はシュウトメちゃんに見下され発現をいっぱいされて嫌でした。
職場のジャイアンも、やたらにいろんな人を見下すのが嫌です。
マウンティングについて先日もブログを書きましたが、
あれも見下すことで自分を上だと思いたい心理が嫌だと思っています。
で、私も同じことしてました。
そうか、私は自分の中のこういう見下し心理がとても嫌だったんだと気が付きました。

コイツは自分よりも下なんだと馬鹿にすること。
この心理に相いれなさというか、不快感を持っているから、
人からそれが感じられることにも、うんと反応していたんだなと納得しました。

パラサイトシングルというのはみっともない、そんな事を許す親もみっともない、
私の子供も私自身も、そういうみっともないことにはならない、
そういう思い上がりが、48歳の私の中にあるのが見えます。

他にもたくさんある「みっともない」こと。
それを自分の中に見つけるたびに、私は凹んできました。

例えば、さっき聞いたことを忘れたり、人の意図にすぐに気が付かないことは、
年を取って増えましたが、「頭が悪い」ことなので、「みっともない」んですね。

だから、「私って頭が悪い~!」と感じる時、私は凹むんですが、
年を取ってスルーが上手になったので「頭が悪いと感じることは無駄じゃない。
頭の悪いことをする人も世の中に一定数いるし、それは必要だからいるんだ」と思えます。

「あの時はこうしたらスマートだったのに、みっともない反応をした」
これも凹みますが、その時にそのことに気が付かなかったのであって、
今はそれに気が付くことができた、人はそうやって生きて行くんだ、と思えます。

でもね、やっぱり「理想の自分」なんてものがあるみたいで、
そこから逸脱している自分には大きな「欠け」があるみたいに思えるんですね。
だから人の欠けを見つけた気がすると、「あの人あそこがあんなに欠けてる!」と感じて、
「私の欠けよりかなりひどいんじゃない?私の欠けなんて問題じゃないくらいよね?」と
自分のダメージを繕うのに、見下しが必要だったのに違いありません。

いえ、過去形じゃなくて、自分の心の奥を覗いてみると、現在進行形なのですが、
それは社会で生きる上で、仕方のないことだと思います。
ただ、自分の中にそういう気持ちがあるという自覚が大事だし、
それは本当は不必要だと感じることも、私にとっては必要なことに思えました。

私にはここにもあそこにもいっぱい「欠け」がある~!と思わなくていいのですよね。
それは「欠け」ではなくて「特徴」だと思います。
頭が悪いと思える失敗をするだとか、見かけが悪いとか、そういうことばかりではなくて、
病気や怪我だとか、家庭環境とか、運命だとか、そういう事を全部ひっくるめて、
あらゆる人が、あらゆる特徴を持って、あらゆる人生を生きているのが現世なのだと思います。
(この辺、普通に読んだら怪しいんでしょうか?私には普通ですが。)
社会的に「欠け」にしか思えない特徴や運命を、たいていの人はいくつか背負って生きているし、
それを引き受けて生きて行く(克服するのも含めて)のが定めかなと思います。

自分に宛てた手紙を読み返して、みんなそれぞれ違う特徴を背負って、
頑張って生きているんだから、相手の特徴をあざ笑うなんてやめようよ、という気持になりました。

ちょっと長いですが、コピーして載せます。
あと約1年5ヵ月後(現在56歳7ヵ月)の私に向けて書いた、
楽天ブログの中の48歳の私からの手紙です。
読み返すと、自分の思い上がりを感じますので、私にはいい教訓になりました。
ブログを書いていくって、そういう利点もあるんですね。

カテゴリ:思ったこと
10年後、58歳のkoalaさん、こんにちは。
元気で
笑顔で
胸を張って
生きていますか?
しょぼくれてなんかいないでしょうね


38歳から48歳までの10年間を振り返ると、
私のテーマは「親子」
だった気がします。

長男、長女が中学、高校、専門学校や大学へと
思春期を駆け抜けていく大事な時期
であり、
親としての仕事の最終仕上げの時期でもありました。

それはまた、実家の両親が、それぞれ末期癌宣告
を受け、
父が宣告から3年弱の平成16年、母が2年弱の平成20年に、
あの世に旅立った
時期でもありました。

あの子たちの母親でよかった
と思いますし、
あの両親の子供でよかった
と思っています。
子供たちも両親も、もちろん私自身も、欠点だらけで、
完璧とはほど遠い所にいて、文句
を言えばきりがありません。

いっぱい間違いながらでも、自分の足で歩いていく事が、
とても大事だというのが、48歳の私には見えて
きました。
38歳の私には、それがよくわかっていませんでした。

58歳の私は、今より体力も落ちて、疲れやすいことでしょう。

シワもシミも増えて、お肉も今以上にたるんでいるでしょう。

でも多分、今の私には見えないものが見えているでしょう。

それが何なのか、今から楽しみです。


10年後、長男は33歳で、長女は30歳になっています。

自分の58歳より、更に想像できないです

幸せな結婚をして、かわいい子供がいると嬉しいけれど、
子供の人生は子供のもの、わかりませんね。
でも、パラサイトシングルにだけはさせません


すっかり大人になっている年齢には、
色々辛い事も起こってきているかもしれません。
親はもう手出しできない年齢です。

しっかり乗り越えて成長してくれることを、信じましょう。


オットと私は、まだ
仲良し
でしょうか?
58歳になるまでの10年間、職場のストレスを乗り切って、
2人で生活をのんびり楽しむような環境にいたいものです。


想像したくない筆頭はシュウトメちゃんの介護
ですが、
したくないことはしないでおきましょう。

私の両親は、介護といっても、遠慮と感謝があったので、
してあげられることは何でもしてあげたかったですが、
シュウトメちゃんは、別格のご老人ですからねぇ・・・。


今も26000円貸しているのですが、お見舞い金が入ったら、
まず美容院に連れて行ってと言い、パーマと毛染めをして、
私の貸したお金を返すどころか、快気祝い代も、
自分は出さないんですって。

弟夫婦と甥夫婦だから、お返ししなくていいって言うの。


私のお金で勝手に快気祝いを買ってくるのだったら
かまわないってことみたいです。
欲ボケ?いいえ、これがシュウトメちゃんの性格。


58歳のkoalaさん、こういう人の介護を、
私はちゃんとこなしましたか?(過去形がすごいでしょ

自己中の義姉たちに負けないで胸を張っていますか?

58歳のkoalaさんが、笑顔でいる
ためにも、
今からの10年間、がんばっていきますね。

だからきっと笑顔でいてくださいね。

 
        48歳のkoalaより 

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コメント

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No title
とても素直なお気持ちを表現されていますね。
何事にも誠実なkoalaさんらしい記載だと、心打たれました。
それで私もちょっと振り返ってみました。
私は昔の自分の気持ちを書いて残すことはなかったんですが、
今思うと傲慢だったなとか、知らぬからやってこられた…、とか恥ずかしいことを思い浮かべます。
koalaさんに刺激されました。
ありがとう!
残りの人生を心広くして生きていこうと強く思いました。
No title
48歳のkoalaさんが予測したより、今のkoalaさんの方が予測を上回つた姿でいると思います。素晴らしいことです。私などは、生涯設計図を30代で書きましたが、達成度は低かったですね。

分かっていらっしゃるからいうことはないですが、比較や価値判断は人間に必要です。ブスがブスと見えなかったら、花などあらゆる美しいものが見えなくなります。ブスだといってその人の全否定になることだけを避けなくてはいけませんが。性格ブスよりブスの方がはるかに好感を持てますね。
No title
おはようございます(^^)。

貴女らしいと感心してますhttps://s.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s367.gif">https://s.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s86.gif">https://s.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s14.gif">
読み返し色々と考えてらっしゃるのですね、、、自分の成長!褒めて上げましょうhttps://s.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s367.gif">https://s.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s378.gif">https://s.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s378.gif">https://s.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s378.gif">
私は或る時そうだ私は自分を愛せてないと気付いてから転換期が来たようでした。
今は丸ごと何もかも許せるように成りました、感謝です。

今月もよろしくお願い申し上げますhttps://s.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s368.gif">https://s.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s376.gif">
今日も笑顔で素敵な一日を過ごしましょうhttps://s.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s310.gif">https://s.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s316.gif">
No title
パラサイトシングルしてました(汗)。
お給料は全部お小遣いで、チャラチャラ遊んでました(汗)。
親もそれで良し!としてたふしがありますが、
パラサイトを寛容してたのは、いい条件の人と結婚してくれて、
近くに住んでくれたらいいな~という、親の方も子供操り心理があったからだと思います。

10年後の自分への手紙、素敵だなぁと思いました。
10年前より素敵な展開になってるんじゃないでしょうか?
未来に向けての自分の手紙を書くとしたら、
心配事書くケース多いと思うけど、心配しなくても
ちゃんとなるようになっていってますよね。
人生って計画通りには運ばない、だから面白いのでしょうね。

また次の10年後のKoalaさん自身へ手紙書いて、10年後に読み返したら~(過去形がすごいでしょ)←進行形だったりして(笑)ごめんなさ~い(笑)
No title
もこさんへ

お返事が遅くなってごめんなさい。
本当の気持ちを書き残しておくと、その場でも自分の心理の発見がありますが、
時が経ってからでは、また違った感慨があります。
誰にも見せない日記に書けばいいことですが、私はこう思うけど?というコメントも、
そういう見方もあるのねという発見につながって、私には楽しいことでした。
字で書く日記は、どうも私は長続きしないんです。

振りかえると、昔は正しいかどうかが大事だったなぁと思います。
もこさんにも思い出すと恥ずかしいことなどおありですか?
私はすごくたくさんあるんですよ・・。
No title
sioさんへ

生涯設計図を30代で書かれたんですか?
そう言われると、それはとてもsioさんらしく感じます。
男性はそういう方が多いのかもしれませんね。
女性でも、仕事に励んでおられる方はそうなのかも。

比較や価値判断が大事な世界に住んでおりますので、その自覚はありますが、
そういうものを超えた、そういう判断の不要な世界も(アヤシイヒトなので)感じています。
その辺の怪しさの有無が、sioさんと私の大きな違いなのでしょうか。(笑)
No title
みゆきママさんへ

>私は或る時そうだ私は自分を愛せてないと気付いてから転換期が来たようでした。
今は丸ごと何もかも許せるように成りました、感謝です。

丸ごと何もかも許せる世界は憧れますね。
私は未だに自分も他人も心の奥で責めるところがありますし、
それは仕方ないな~なんて思っています。
自分で「欠け感」と呼んでいますが、不要な欠け感があるんですよ。
No title
ねえねさんへ

あらまあ、ねえねさんは元パラサイトシングルさんでしたか。(笑)
自立心が育たないと48歳の私は決めつけていたんでしょうね。
でも、今のねえねさんの自立心の強さを思ったら、
48歳の私の信じていた正しさは、全然当たっていませんでしたね。
何がどう作用するか、人生はわからないところが多々あると、
その頃の私にはわかっていなかったんでしょう。

心配事を10年後も自分に向かって描くなんて、つまらないですよねぇ。(爆)
人生万事塞翁が馬。
60歳になったら70歳の自分へ手紙書いてみようかしら。(笑)