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長い一日でした

category - 日記
2016/ 07/ 16
                 
ボケが心配、という日記を書いて、ボケ対処法などに思いをめぐらしていたら、
病院からの電話がかかってきました。
何と、シュウトメちゃんが急に意識不明になったというのです。

昨日のお昼ご飯を食べさせた時、普通に食べていたのに?!
出来は悪かったけれど、一緒に本を見て間違い探しをして、
ここが違ってたか~!なんておしゃべりしてたのに?!

オットに電話して、私は病院に駆けつけるので、みんなに連絡をと頼み、
急いで病院に向かいました。

高齢者の肺炎は怖いっていうけど…
急変して亡くなった人も知っているけど・・・
このままシュウトメちゃんが旅立ってしまうかもしれないと思うと切なかったです。

2日前、長女のお誕生日に鰻なんか食べに行っている場合じゃなかった、
あの時、家族みんなで会いに行けばよかった、
義姉たちにも会いたかっただろうに・・・なんて
心の中でシュウトメちゃんがそのまま意識が戻らないことを想定してしまい、
そんなことになりませんように、最後に会いたい人も何人もいるはずです、などと
困った時の神頼みまでしてしまったのでした。



幸いなことに、私が到着する少し前に、シュウトメちゃんは意識を取り戻しました。
不安いっぱいで駆けつけて、意識が先ほど戻りましたという話を聞き、
シュウトメちゃんに話しかけると、ちゃんと返事が返ってきて、
ホッと胸をなでおろしました。

眠そうな顔をしていたので、「眠いの?疲れたね」と声をかけると、
「今日は肺の水を抜いてもらったんだよ。検査もしたし、疲れたから眠い。」
そんなしっかりした言葉が返ってきました。その時の安心感ときたら。(笑)
「じゃあ、少し寝ていてね」と声をかけて、オットに電話しました。
オットも安心したようで、みんなに意識が戻ったことを電話してから、
子どもたちと一緒に病室に来ると言いました。



お医者様によると、今日は肺の水を1リットル抜いたそうです。
その後、レントゲンを撮りましたが、シュウトメちゃんに異常はなかったそう。
大部屋が空いたので、個室から大部屋に移動が決まっていて、
それまで少し休んでもらうことになりました。
その間に、シュウトメちゃんの意識が無くなったのでした。

部屋にシュウトメちゃんを見に来た看護婦さんが、
異常ないびきをしているシュウトメちゃんを発見してくれたので、
すぐに必要な処置が取られ、発見から30分ほどで、意識が戻ったとのこと。

お医者様が一番心配したのは、脳出血の既往症があるシュウトメちゃんが、
再び、脳出血や脳梗塞を起こしたのでは?ということでしたが、
CTを撮ったところ、それは大丈夫でした。

肺の水を抜いたことで血中のナトリウム濃度が下がったために、
起きた可能性が大きいらしいですが、もうひとつの可能性の説明も受けました。
重い脳疾患を経験した脳は、例えるならてんかんのような発作を起こすことがあるそうです。
もしそれが原因だったら、予防薬があるそうです。

肺に水がたまった原因についても、いろいろな検査をしている最中で、
まだ結果が出ていないことについて語れないのですが、
可能性としてどういうことがあり、どういう検査の結果待ちかという説明も受けました。
結核やがんの可能性もあるわけで、とりあえず、いろんな可能性の説明でしたが、
結核についての私の意識は乏しくて、そうなんですか!の連発でした。

結核菌に感染しても、すぐ発病する人はほんのわずかだそうです。
しかし、菌は体内で死ぬわけではなくて、感染から何十年も経ってから、
免疫が落ちた時に発病することも珍しくないそうです。
結核の多くは肺結核ですが、シュウトメちゃんの場合、その可能性は低いそうです。
痰の検査でも、結核菌は検出されませんでした。

私は肺結核以外の結核があるなどということも知りませんでした。
皆さんはご存知でしたか?
Tスポットという結核の検査の結果がもうすぐ出るそうです。
がんの検査結果はまだ時間がかかるそうです。
それ以外の原因で、抗生物質が効くものだとしたら、
入院以来ずっと点滴に抗生物質を混ぜているのでそれが効くはずで、
結核やがんなら、今やっている点滴は効かないとのこと。



説明を聞いて病室に帰り、シュウトメちゃんと話をしていると、
オットと長男長女が来ました。
シュウトメちゃんの顔を見てホッとした3人の顔を見て、私ももう一度ホッとしました。

シュウトメちゃんには、意識を失ったという記憶もないのでした。
水を抜いて、検査をして、疲れてよく寝てしまった、と言っていました。
肺の水が減ったら、息がしやすくて楽になったと喜んでいました。
もっと完璧に楽になってしまうところだったんですけど~。
でも、冗談抜きに、あのままあの世へ行ってしまったら、
眠るように死ぬという言葉そのもので、苦しみも恐怖もなかったのね。すごい。

何にもなかったように、シュウトメちゃんはおひるごはんを食べ、薬を飲み、
部屋の引っ越しをして、4人部屋に移動しました。
その頃、義姉2人と義兄が駆けつけてくれていました。
シュウトメちゃんは、3か月ぶりに義姉たちに会えて嬉しそうでした。
義姉たちも、ほっとした笑顔でいい感じで、優しい顔をしていました。



部屋が変わったので、シュウトメちゃんの脳みそがまた混乱してしまうと思い、
私はみんなが帰ってからも、しばらく病室でシュウトメちゃんと話していました。
おばあちゃんは今日、部屋のお引っ越しをしたんだよと何度も言いました。
お昼寝して起きた時が、混乱する時だと思いますが、
気が付いたら、お昼ご飯は抜きでしたし、かなり自分でも疲れていたので、
4時過ぎに病院のレストランでお蕎麦を食べ、もう一度シュウトメちゃんに会ってから帰りました。

帰宅してしばらくしたら家の電話が鳴るので、ドキドキして出たら、
叔母の入所している老人ホームからでした。
まさか叔母にも何か?!と一瞬思いましたが、声がそんな雰囲気ではなかったのですぐに安心。
預けているお金の残金が減ってきたので…という電話でした。

そう言えばシュウトメちゃんの入院でバタバタしてて、叔母にはご無沙汰でした。
急がないと言われましたが、忙しついでに、お金を降ろして老人ホームに。
叔母はもうパジャマに着替えている時間でしたので、ちょっとびっくりしていました。
でもとても顔色もよく元気そうで、叔母の顔を見たら、嬉しくなりました。
叔母は元看護婦長さんだったし、呆けてもいないので、
シュウトメちゃんの話やお医者様から聞いた説明をしたら、
すっと理解できたみたいで、目が生き生きしていました。

改めて、私はシュウトメちゃんの急変の電話を受けて悲しかったのだと気が付き、
「私は本当にびっくりしたし、悲しかったの」と叔母に言いました。
叔母が頷いてくれて、私は何だかとても癒されたのでした。



帰宅したら、いったん会社に戻っていたオットが先に帰っていて、
子どもに伝言してあったのを聞いたらしく、こんな疲れた日に行かなくても・・と言いました。
まあ、もっともなんですが、私は叔母の元気な顔を見て、元気になったので、
そう答えたら、「そうなんだ」と言われました。

長い一日でしたが、ぐっすり眠れそうな気がします。


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コメント

非公開コメント
        

No title
びっくりしました。
Koalaさんもどんなにか慌てたことでしょう。
意識回復して本当に良かったです。
No title
つくづく思いますが、koalaさんは、人並み外れて優しいですね。慈悲の瞑想に「私が嫌いな人々が幸せでありますように 私が嫌いな人々の悩み苦しみがなくなりますように・・・」というのがありますが、その境地に達しています。(シュウトメサンを嫌いというわけではないでしょうけど)。すごい。

自分の身で考えますが、呆けたくないと自分自身が考えるのならともかく、その自覚がないなら、呆けは天が授けた救いですから、自然のままにがいいようにも思いました。
No title
おはようございます(^^)。

本当に良かったですね!https://s.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s86.gif">https://s.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s87.gif">https://s.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s368.gif">https://s.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s376.gif">
お気持ちお察し致しますhttps://s.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s367.gif">
今日も笑顔で素敵な一日を過ごしましょうhttps://s.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s310.gif">https://s.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s316.gif">
No title
びっくりしました!が、悪い事も起こらず良かったですね~
こんなに良い配慮を受けてシュウトメさんは幸せですね。
叔母様から元気を頂くなんて、意外でした。人間って不思議ですね~
No title
ねえねさんへ

ありがとうございます。
私としては、意識が戻って、救われる思いでした。
でも、生き残るってある意味、本人は大変ですね。
実は自分が年を取ったら、こういう死に方が出来たらいいなぁなんて思ってしまいました。
ぐっすり寝て、そのまま旅立てたら、なんていいんだろうと思いません?
No title
sioさんへ

慈悲の瞑想の境地だなんて、めっそうもない。
私は、今まで3人を看取ってきたし、現在はシュウトメちゃんと叔母の介護を
長年やってきたことで、平均的な55歳よりも、老いや死や介護について
見聞きしてきたことが多めなんだと思います。

呆けについても、私が仕事を辞めて、介護に専念する覚悟はないし、
寝たきりになって呆けた人がどういう扱いをして貰えるかと思うと、
暗い予測しか持てなくて、どうにか避けたいと思っているだけです。

呆けたお年寄りの心に沿う介護を介護保険でやってほしいなどとは、
もちろん期待できませんが、自分の人生も投げ出せないので・・・
No title
みゆきママさんへ

ありがとうございます。
意識不明との電話を受け取った時は、さすがに大ショックでした。
病室に駆けつけた時に、シュウトメちゃんが目を開けて、
ちゃんと話せたときは、心から安堵しました。
No title
ミセスRさんへ

私自身も意外でした。
とても疲れていたので、叔母の施設からも電話があった時には、
私はこういう運命なの?とあきれ果てたくらい。
でも叔母と話していたら、すごく心が通うものを感じました。
言語障害でほとんど会話が成立しないんですが、
深いところで理解されているのを感じました。
叔母は優秀な看護婦さんだったと思います。変な感想ですが。
No title
大変な1日でしたね! お疲れ様でした~
その人が持っている生命力の様なものだと感じます。
オシュウトメちゃん、意識が戻ってよかったですね!
私も肺にたまった水を2回ほどとったことありますが、血液から水がしみ出して、たまるようです。
入院していれば、とりあえずは、大事には至らないでしょう…(^。^)
No title
みつきさんへ

みつきさんも、肺の水を抜いたことがおありなのですね。
大変でしたね。抜くまでは息が苦しかったのではないですか。

シュウトメちゃんは寿命があったのだと思います。
意識不明と電話で聞いたときには、死を覚悟しましたが、
30分でケロッと意識が戻って、すぐに食事も食べて、
なんであんなによく寝てしまったんだろうと言っていました。