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2019年01月04日

        

ボヘミアン・ラプソディ ネタバレ注意

category - 日記
2019/ 01/ 04
                 
まだ上映中ですが思いきりネタバレしてますので、
見る予定の方、読みたくない方はスルーしてください。

昨日は夫に久しぶりに映画でもと言われ、ボヘミアン・ラプソディを見に行きました。
今頃?って言われそうですが、まだやっていてよかったです。

クイーンは大好きで、CDがない時代、弟のレコードをカセットテープに吹き込んでもらい、
よく聞いていたものでした。年齢がよくわかるでしょ?(笑)

フレディ・マーキュリーの声は素敵、クイーンの曲も最高、と思っていましたが、
本人がどういう人だったのかについてはよく知りませんでした。
インド人で、家族でイギリスに移住してきたとか、両親がゾロアスター教徒というのも、
昨日、映画を見て知りました。

映画の中でフレディのお父さんは、「よき考え・よき言葉・よき行動」という言葉を息子に繰り返し、
それに対してお前は何をやっているのだという批判的な姿勢で、
フレディはそんな親に逆らう言葉を投げかけて外に出て言っていましたが、
実際もそうだったのかな?

フレディはあんなにピアノも歌も上手な青年なのだから、
幼い頃からそうだったに違いないと思います。
ピアノも親かピアノ教師が教えたのだろうことを思うと、
親は子供の才能を伸ばすことに熱心なタイプだったと想像できます。
音楽の才能のある幼い息子は、両親にとって誇りだったことでしょう。

成長した息子の行先は上品とは言えないクラブで、夢中になる音楽はロックで、
心配したお父さんが、理解できずに、堕落だと指摘し続けるのはあったのかもしれないですね。
ゾロアスター教の教えは知りませんが、その教えに背くことなく、
正しい道を歩けと言い続けたのは真実でしょうし、
その教えも、フレディには沁み込んでいたと想像できました。
自堕落な生活を送る日々には、さぞ自分を責める気持ちが湧いただろうと思います。
自分がゲイであることが、教えに反することが、どれほど苦しかった事かと思いました。
お母さんは、息子をとても愛して見守る姿が映画のシーンでも伝わってきました。

映画の中では、繰り返し「家族」という言葉が出てきます。
クイーンのメンバーを家族と呼び、ゲイだと認めてからも、
メアリーにそばにいて欲しいと懇願するフレディ。
フレディにとって、自分の居場所となる人間関係が「家族」で、
音楽を離れた時間の孤独を、家族の中で過ごしたい

ライブエイドの出演が決まり、それは飢餓に苦しみ人たちを救うチャリティ活動で、
誰もギャラを受け取らないんだよと父親に報告したフレディは、
「父さん、よき考え・よき言葉・よき行動だよ」と言って父親と抱き合います。
お父さんは、売れっ子になってきた息子を、素直に応援できないできましたが、
このやり取りで、自分に素直になることが出来ました。いいシーンでした。

映画の中のフレディはとても魅力的でした。
自分がこれだ!と思う音楽を生み出すことに、徹底的にストイックな事を表わすシーンの数々。
メアリーに一目ぼれして、彼女の勤務するブティックに行くシーンでは、
あまり普通ではないファッションセンスを全く否定しないどころか、
彼の好みを完ぺきにくみ取ったうえで、ファッションアドバイスする彼女に、
ますますほれ込むフレディも可愛かったですけど、私はメアリーに惚れたわ。(笑)

出っ歯がコンプレックスで、時折一生懸命出っ歯を隠す表情をするフレディは、
真っ向からそれを指摘されると、さっと言い返す勝気な人でもあり、
シャイさと自己主張の強さ、コンプレックスと自信が絡み合った人で、
音楽に没頭していない時間を持て余し、孤独に苦しみます。
あんな密度で音楽に満たされたら、他の何も、同じ密度で彼を満たせるものはないでしょう。
他のメンバーが、妻や子と暮らす世界に戻る時間、
ゲイであるフレディには、同じように戻る世界がないのでした。

フレディに、女性の親友がいるという話はずっと昔に何かで読んで知っていましたが、
その女性が、自分がゲイであることを認める前に、恋人になり、
プロポーズまでした女性だとは、映画を見るまで知りませんでした。
このメアリーがとにかく素晴らしい女性でした。
フレディには、出っ歯であることや、インド人であることなど、
色々コンプレックスがあるのですが、メアリーはすべて平然と受け入れます。
彼がゲイであるということも、辛いことでしたが、受け入れます。

愛する人がゲイだということは、メアリーは普通の女性としての幸せな家庭を、
フレディとは築けないことを意味します。
相手を責めたほうが楽なのですが、メアリーは、ゲイであることは、
フレディにはどうしようもないことで、彼も苦しんでいることを理解していて、
辛いのはあなたは悪くないということだとフレディに言います。
メアリーの優しさとフレディへの愛情と性格の高潔さがわかる、いいシーンでした。

フレディが、孤独に苦しんで、そばにいて欲しいと懇願しますが、
メアリーは、自分は女性としての幸せが欲しいというのを隠すような姑息な真似はしないで、
ゲイでない恋人が出来たら紹介し、その後、妊娠したことも告げます。
悪い取り巻きと一緒にいるフレディに、そこにいてはだめだと、親友というスタンスで告げます。
彼女にそばにいて欲しいフレディは、彼女が別の男性と家庭を築いていくことが、
とても辛いのですが、彼女の誠実さは理解しているので、受け入れます。
なんて素晴らしい女性なのだろうと、映画を見ていて感動しました。

ライブエイドのシーンは圧巻で、すごい迫力でした。
この時、エイズでもう長くないと、フレディは知っていたというのも、映画で知りました。
そう思ってみていると歌詞がすごく心に迫ってきました。
クイーンの歌詞ってよくわからないと思っていたのですが。

フレディの最後の日々に、優しく見守る恋人がいたようで、良かったと思います。
猫が好きだったようで、猫もフレディを癒してくれたことでしょう。

今日は私は仕事始めです。
お天気も良くて自転車日和です。
皆さま、いかがお過ごしですか?

            
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