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2018年03月08日

        

Sさんのご冥福をお祈りします

category - 日記
2018/ 03/ 08
                 
3月6日火曜日のこと。
うちの近くにある家族葬の葬祭センターに、知っている名前がありました。
我が家の亡くなった舅さんの従姉妹で、徒歩圏内に住んでいたSさん。
月曜がお通夜だったようで、火曜日がお葬式。
今日だ!仕事あるけど・・・もしもSさんだったらお葬式に出てあげたい、と思いました。

親戚ですので本来は連絡がある間柄ですが、Sさんはひとり娘さんを先に亡くされていて、
老後の面倒を見ていたのは、お孫さんご夫婦と聞いています。

Sさん宅の2件隣に、別の親戚が住んでいますので、聞いてみたら、
そんな話は全く知らないとのこと。
ちょうど、Sさんのすぐお隣の型の庭に出て見えたので聞いてみたら、
その方も、何も知らない、昨日も特に変わったことはなかった、とおっしゃる。
お通夜を近くの葬祭センターで行ったなら、多少は家に喪服で出入りする人もいそうです。
別人?同姓同名?
葬祭センターにもう一度行ってみても、車は3台だけで、外に立っている人もいません。
中に入ってお聞きするわけにはいかないし。
すぐ近くの水道屋さんの奥さんにラインで聞いてみました。
地元の業者さんだもの、何か知ってるかも。
結局何も知らないとのことでしたので、別人なのかなと思い、仕事に行きましたが、
その後、水道屋さんからラインが入り、お葬式が終わった後で、
ご近所だからと水道屋さんにご挨拶があって、Sさんのお葬式だったことがわかったのでした。

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義母さんがそこそこ元気で歩けた頃、このSさんが経営していた薬局に、
お散歩コースとして歩いて出かけ、喫茶店でコーヒーを飲むように、
その薬局の椅子で、リポビタンAを飲んで、おしゃべりして、帰ってきていました。

Sさんと義母さんは、一緒に中国旅行に行ったくらい仲が良かったんです。
義母さんの手術をしてくれた大学病院には、脳卒中友の会という会があり、
年に一度、お医者様と看護婦さんとボランティアさんが同行してくださる旅行が企画され、
安心して旅行に行くことができていました。
いつもそんなに遠くない国内旅行でしたが、何かの記念の年だったのか、
中国旅行ということになり、義母さんはSさんを誘ったのでした。

薬局は、Sさんと娘さんがやっている、小さな町の薬局でした。
お天気がいい日のお散歩の日課は、そしてそこでのおしゃべりは、
義母さんの健康寿命を延ばしてくれたと思います。
少なくても20年は通っていたんじゃないでしょうか。
似たようなお年寄りが、そこでおしゃべりしては帰っていきました。

そのうち、小さな町にも、大規模チェーンの薬局ができるようになり、
小さな町の薬局はそこかしこから消えていきました。
Sさんの薬局もなくなりました。

でも、その時点で、もうSさんはそこそこお年寄りでしたし、
お孫さんが家に入って一緒に暮してくれることになったということで、
Sさんはお幸せだったんじゃないかと思います。

小さいながらも薬局を経営して、薬を売っていたSさんは、
頭がよくてシャキシャキした方でした。
義母さんは、私に無理難題を言って、私が断ると、かあっとして家を出ていき、
この薬局に歩いて行って、Sさんに愚痴を聞いていただいたものでした。

義母さんの出掛け先は、ごく近所の知り合いか、この薬局でした。
かあっとした時に行くのは、ほぼSさんの薬局だったので、
あまり薬局にご迷惑をかけてもいけないと思い、ほとぼりが冷めたころに、
薬局までお迎えに行ったことも何度もありました。

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それにしても、健康年齢を過ぎて長生きしていくということは、
かつて親しかった人たちとの縁が切れて、亡くなったことも知らないで、
懐かしいなぁと時折思い出しても、会うこともなく、お互いこの世から去っていくことなんですね。
家族ぐるみのお付き合いがあるなど、強いつながりがあれば別ですが。

そう考えると、スマホの出現ってすごいことです。
スマホがつかえないほどの状況になったら仕方ないですが、
そうでなければ、お互い離れていても,近況を伝えられます。

Sさんのご冥福を心からお祈り申し上げます。
            
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