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2017年08月15日

        

伯母の手を撫でる

category - 日記
2017/ 08/ 15
                 
伯母はがんの痛みがなくて助かっていますが、
寝たきりのために硬直するのか、身体を拭いていただく際に、姿勢を変えたり、
触ったりすると(というか触らずに拭けませんが)、足がとても痛いそうです。

伯母は車椅子になってから、足がむくむようになり、痛みもあって、
この5年ほどは、ロキソニンゲルを塗ってきました。
今は触るだけでも痛いので、それさえ塗れません。
足のむくみは、末期がんの症状の一つでもあるのですが、
伯母の場合は、5年前からむくんでいるので、どこまでががんのせいかわかりません。

でもずっと痛いわけではなく、触ったり、姿勢を変える時に痛むので、
その後しばらくすれば、痛みはなくなるらしいです。

昨日のことですが、訪問したら、身体拭きが終わった直後でした。
部屋がかなり冷えていて、エアコンは26度の設定でした。
身体を拭いていただいたばかりの伯母は、
目を閉じて、眠っているように見えました。

寒くないかしらとそっと足にケットをかけた途端、伯母が痛みで目を覚ましました。
それまで寝ていた伯母が、かなり痛そうなしかめっ面をしたので、
びっくりして謝りましたが、本当に痛かったみたいで、申し訳なかったです。

身体を拭くのは、毎朝ですが、伯母が入浴を嫌がることも、
身体を動かすだけで痛いからなのかもしれません。
寝たままの姿勢で入浴できるにしても、ベッドから入浴用のベッドに
移動しなければいけないのは当然のことです。

今朝は、やはり同じような時間に行くことになり、
昨日の失敗を繰り返さないようにしようと気を付けました。
伯母は熱は出ていませんし、もともと暑がりではありましたが、
26度の部屋で、バスタオルをかけただけで、寝ていました。

いつもは寝ていても、「伯母さん、おはよう。」と声をかけると起きるのですが、
今日は、しばらくの間、目を覚ましませんでした。
覚悟はしていますが、弱っていく姿を目の当たりにすると辛いですね。
伯母の手をゆっくり撫でたり、握手したりしていました。

時々伯母のまぶたが動くので、私がいることは認識しているなと思いました。
身体拭きで足が痛くて疲れて、そのあと寝ているときに私が来て、
遠くで私の声が聞こえて、手が握られているのもぼんやり感じて、
そういう時間でいいよね、伯母さん、という気持でいました。

伯母は時々瞬間的に目が開いて、すぐに眠りに落ちた感じになるというのを繰り返してから、
ぱっちりと目を開けて、私を見ました。

伯母は眠いんだけれど、私が来たので、目覚めようと頑張ったのだとわかりました。
長い時間、起きているのは難しいだろうというのもわかりました。

私が今日伯母のために用意してきた写真は、6枚でした。
A4でプリントアウトした、出雲大社の画像と、子猫を温めてあげている鳥の画像。
伯母にそれらを見せながら話をして、少し脱線して別の話もして、
いっぱい握手して、最後は「また来るね」と言って、手をパッチンと合わせます。

こういう時間が永遠じゃないとわかってる。
伯母とさよならするたびに、手をパッチンと合わせてきたけれど、
近いうちに、伯母は、手をパッチンする元気も失ってしまうかもしれません。

食事をとらなくて、点滴だけで生きているという状態が、もう3週間以上続いています。
点滴だけで生きられる期間は、個人差が大きくて、
2~3週間の人もいれば3か月の人もいるとのことです。

伯母が痛くて苦しんだりすることがありませんように。
明日は、身体拭きが始まる前の時間になるように早めに出かけてみようかなと思います。
身体拭きで痛かったり疲れたりした後は、ぐっすり眠れる方がいいですよね、きっと。

            
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