FC2ブログ
2017/02/14

2017年02月14日

        

長崎旅行2日目 その2 遠藤周作文学館

category - 日記
2017/ 02/ 14
                 
遠藤周作文学館の横から見える景色は、本当に美しかったです。
文学館の一番奥の部屋からも、椅子に座ってこの景色を眺めることができます。
ちょうどおひとりで椅子に座って眺めていらっしゃる方がおいででしたので、
私たちはご遠慮して、外に出て眺めました。







遠藤周作さんは、「沈黙」以外にも、踏み絵を踏んだ司祭様の小説を書いていますし、
立派な人ではなく、馬鹿だとか駄目だとか言われて、
見下される立場の人を主人公にした小説も多く書いています。

経歴をさらっと書くと、馬鹿だとか駄目だとかいう言葉に縁がなさそうに感じます。
灘中学、慶応大学を出て、フランスのカソリック文学をさらに学ぶためにフランス留学。
日本に帰り、評論家として活動し、小説を書き始めると、2作目が芥川賞受賞。

でも、お兄さんがとても勉強がよくできたので、それに比べてお前は・・・と
父親にいつも比較されて注意されていたそうです。
お父様も東大卒、お兄様も東大卒。

遠藤周作さんは、受験勉強向きではなかったというだけだと思います。
映画が好き、読書が好き、好きなものに時間を割きたい。
自分に合った学校を受験するのではなかったので、
いくつも受験で不合格になっています。

遠藤周作さんが幼い頃、父親の浮気で家の中はごたごたしており、
10歳の頃、ご両親は離婚して、周作少年はお母さまに引き取られました。
離婚後、お父様はうんと年の離れた女性と結婚します。

お母様は音楽の先生として生計を立てますが、学費の負担は大きく、
大学の費用は父親に出して貰ったらどうだろうというお兄様の仲介で、
お母さまの経済的負担を減らすために、お父様の家に移ります。

旧制高校か、医学部予科のどちらかに進級するというのが父親の出した条件でした。
しかし、いくつもの受験に失敗、慶應義塾大学の医学部には受からないだろう思って、
父親に黙って、文学部予科を受験しました。(補欠合格)
医学部を受験していないことが発覚して、父親は激怒し、勘当されましたので、
居候したり、寮に入ったりしていた遠藤氏ですが、
その後、慶応義塾大学の仏文科に入学したのを知った父親は態度を軟化させました。
生活基盤を失っていた遠藤氏は父親の家に戻りますが、
父親に対する気持には苦いものがありました。
いいお母さんだった母と自分たちを捨てて、若い女に走った、
その点の方が許せなかったことでしょうが。

後年、結婚して子供を持つと、遠藤氏は子供と3つの約束をしました。
「うそをつかない。ともだちを裏切らない。弱い人間を馬鹿にしない。」



遠藤周作文学館を後にして、ツアーのバスは長崎駅前に戻って行きました。




駅から送迎バスでこの日の宿「にっしょうかん 新館」に。
山の中腹にある旅館と聞いていましたが、すごい坂道を登っていきました。
前日のホテルは長崎駅前でとても便利なので、2泊と思ったのですが、
ランタンフェスティバル開催中の土曜日ということで、喫煙室しか空いていないと言われたのです。
当日も、もしかしたら喫煙室かもと旅行会社に言われて、え~っ?!と思っていましたが、
チェックインの時に「禁煙室をご用意しております」と言われてホッ。

こちらの旅館は、消臭依頼をしてありましたが、
禁煙フロアがあるそうで、そのフロアは全室禁煙。いいシステムですね~!
そしてすごく広い!



部屋の窓から見える夜景がこれ。そしてこの夜景はカメラで撮れる一部分。
実際は左右にず~っと夜景が広がっていて圧巻!なのでありました。



このほかにもたくさん出ました。
長崎のお魚は美味しいですね~!
画像はないけれど、お刺身の盛り合わせも、焼き魚も、とても美味しかったです。

部屋食で、土曜日の夜なので、仲居さんもお忙しいだろうと思い、
私たちは後で温泉に入るので、お酒もこの時は飲まないしということで、
一度にお料理をお持ちいただいてかまいませんよと申しましたが、
なんとデザートのお汁粉まで一緒に運ばれちゃった。(笑)

翌日に長崎さるくのガイドさんに教えていただいたんですが、
この「にっしょうかんグループ」の旅館3つは、今はインド人の経営らしいです。
先代までは後継ぎさんが経営しておられたそうですが、
今の代に変わってから、インド人に旅館を売り、その交換条件は、
勤務している人たちをそのまま雇い続けてもらうということだったとか。
おたがいにその方がいいですよね。
だから経営がインド人であっても、旅館は純和風でインドらしさはなかったです。(笑)
この話はガイドさんに聞いた話で確認を取ったわけではないので、ガセネタでしたらごめんなさい。
(追記 確認しましたら、経営はHMIグループ、社長さんは在日30年の比良竜虎氏。
元々はインド人でも、帰化しているので、日本人とも言えるのかも?
HMIといえば、たくさんのホテル・旅館を買い取って再建させている有名グループ。
そういえば、うちの近くのクラウンパレス知立もここの経営でした。)

旅行記はまだ続きます。(爆)
            
スポンサーサイト