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2016年09月12日

        

シュウトメちゃんは施設に帰りました

category - 日記
2016/ 09/ 12
                 
シュウトメちゃんが前回の一時帰宅時と変わったところは多々ありますが、
大きなポイントだけ書いていくとこんな感じです。

これは老化のほんの一例であって、老い方は人それぞれですが、脳卒中系の体質のご老人には、
こういう老い方のパターンをたどる方もそこそこいると思いますので、書きます。
こんなに大変だったという愚痴を書きたいわけではありません。クールに読んでいただければ。(笑)

1 自力で立ち上がることができなくなった

2 左腕の付け根を骨折している

3 1により、自力での移動(ベッド⇔車椅子など)が不可能になり、
  2により、移動のさせ方がお姫様抱っこ限定になったが、
  体が浮き上がるために怖がって、ベッドにいる場合はベッドの柵、
  車椅子にいる時は車椅子の持ち手をぐっと握るので、
  毎回、2人の介助がないと、移動できない
  しかし、本人は、頻繁に移動したがる

3 まだらボケの症状が出ていて、意味不明の行動が見られる
 例えば、就寝中、突然起きたくなって、ベッドの背を90度近くまで立ててしまう
 そこで困ってしまい、誰かを呼ぶことなく固まっているなど
 夜中も、睡眠導入剤で眠ってはいるが、時折見回らないと心配

4 紙パンツから紙おむつへ変更
  排尿便の感覚がなくなって、出ているかどうかは、紙おむつを開けてみないとわからない
  以前から、排尿に関してはそういう面がでてきていたけれど、
  今回は、排便したのも自分では気が付かなかったので、それは少々衝撃でした

5 肺炎もまだ継続しているため、誤嚥性肺炎を避ける必要性が高く、
 食事も歯茎でつぶれる状態のものを介護者が食べさせる
 以前は、自分で柔らかめの普通食を箸やスプーンで食べていた

6 コップでお茶や水を飲むことができなくなり、ストローや楽のみでも難しくなったので、
  スプーンで1さじずつ飲ませるようになった
  薬はすべて粉にして飲ませるのだが、直前に粉にしないといけないものもあり、
  その錠剤を家で砕くのだが、欠片が残っていると、入れ歯に挟まって痛いのが判明
  食後すぐに入れ歯を外してから、薬を飲ませるようにした
  入れ歯は食べる時だけ入れて、その他の時間ははずしている

6 体力が落ちたためか、とても疲れやすいので、すぐ休ませる配慮が必要



今年の春は4月と5月に、それぞれ8日間帰宅していました。
それ以上はシュウトメちゃんも疲れて体調を崩すし、
私もつきっきりでないといけないので、そんなに仕事を休めないというのと、
夜中の排尿問題があって、続くと私が不眠症になりそうでしたし。

今回は夜中にポータブルトイレに誘導して排尿させる必要はないのですが、
何が起きるかわからないので、夜中に何度も見に行く必要があり、
私もオットもたった2晩ですが、睡眠不足でヘロヘロになりました。
4月や5月の介護レベルを思うと、あのころは楽だったなぁと思うのですが、
その時点では、比較対象は過去なので、大変になったなぁと思っていました。(苦笑)
今回も同じなのでしょうね。

これを毎日やっている人もいると思うとぞっとしました。
よく、介護殺人とか、あるじゃないですか。
精神的にギリギリ過ぎて、おかしくなっちゃうんですよね。
そんなにギリギリの介護を、たった一人で受け持っていたら、
精神的に追い詰められて・・・というのはわかる気がしました。
行政に困っていると訴えれば、救いの手があったはずですが、
自分一人で背負わなければいけないような気持ちになってしまったのでしょう。

介護している人は、ひとりっきりだと思った時点で、もう危険ゾーンです。
ケアマネさんでも、デイサービスに行っているならそちらのスタッフさんでもいい、
レンタルしている福祉用具レンタルのスタッフさんでもいい、
少しでも困ったと思うことを相談してみてください。
ご迷惑では…と思いすぎないでください。
これは心からそう思います。



私は、下の介護にオットが介入することをシュウトメちゃんが嫌がったので、
それももっともと、ひとりでやってきました。
でも、今回は、ひとりでは無理という状態になったので、
シュウトメちゃんに断りなく介入してもらいましたが、
既にシュウトメちゃんには、息子におむつ替えなどされたくないという思いはないようでした。
シュウトメちゃんは自分でお尻を浮かすということができないので、
オットに協力してもらうと、とてもスムーズにパットやおむつの交換ができます。

オットはベッドから車椅子など、移動のお姫様抱っこの繰り返しで、
腰が悲鳴を上げていました。
電動ベッドの設置位置も、前回と同じにしていただいたのですが、
よく考えたら、その位置でシュウトメちゃんの左手をかばいながら
シュウトメちゃんをベッドに横たえるのは大変でしたので、
次回の一時帰宅までに、ベッドの位置を変えていただく手配をします。

電動ベッドは、レンタル契約すると、業者さんが部品を持ちこんで部屋で組み立てて
回収時には、部屋で分解して持って行かれます。
簡単に移動できるものではなく、同じ室内であっても、
分解と組み立てと動作チェックが必要なのです。

シュウトメちゃんは、痩せてうんと軽くなっていたのですが、
身体が浮き上がるのを怖がって、車椅子に坐りたいと自分が言ったのに、
毎回、浮き上がることに抵抗してしまい、抱き上げている時間が長引くのですが、
それに加えて、ベッドの位置が不適切なことで、不自然な姿勢を取る必要が出て大変でした。

身体が浮き上がるのが怖いというのは本能で、
移動するためにそれは仕方ないし、落としたりしないので大丈夫だと思うのは理性です。
呆けてきちゃうと、本能が理性を上回るのは、無理ありません。

そう思っていても、毎回のことなので、1日10回以上になります
「怖くないからね。ここを握っていると動かせないから、私の手を握ってね」と
一応(爆)優しい言葉で繰り返しているのですが、声は優しくゆっくりでも、
だんだん、気持ち的にはうんざりしてくるんですね。
これが2泊3日でなく、ずっとだったらと想像すると、優しい声も出なくなってくるかも。



シュウトメちゃんには「少しだけだけど、毎月帰れるからね。
でも、ご飯を食べないと、体力がなくなって、入院になっちゃうよ!
それに、ゆっくり食べないといけないよ。
食べ物や飲み物が肺に入ると、肺炎がひどくなっちゃうかもしれないの。
そうなった時も、入院になっちゃう。
7月に入院した時、息が苦しくて、はあはあして、鼻から酸素入れたでしょう?
あれをもう一回するの、いやだよね。だから気を付けてね。」

何度も繰り返した脅し文句。(爆)
施設は、あまりに食べないと、出て行ってくれと言うそうです。
栄養失調で弱って死なれたら、施設としては困りますから当然です。

この脅し文句は「死んじゃうよ」ではいけないんです。
言ったことあるけど、即答で「死ぬなら死んだ方がいい」って言われました。
私も即答で「コロッと死ねないよ。入院するんだよ。苦しいよ。」と言いました。
だって鬼嫁ですもん。(苦笑)

「死ぬ時期はね、お釈迦様にお任せするしかないよ。
一番いい時期に、さあ行くよって言われたら、素直に行けばいいと思う。
でもそれまでは、まずいから食べないなんて言わないで、
ちゃんと生きて行かないと、お釈迦様に失礼なんだからね。
頑張ってご飯食べてね。」

シュウトメちゃんには「お釈迦さま」という言葉が有効なのは経験から。
長年、長男の嫁として、お仏壇やお墓を守ってきた人なんです。

長々と朝から書いていますが、今日はシュウトメちゃんの所へは行きません。
毎日行って、何か食べさせて、栄養失調を少しでも遠ざけて、
呆けも少しでも遠ざけて、副作用による視力障害が出たらすぐ発見してと
気を張ってきましたが、今回の一時帰宅で少し本人の自覚が出たと思います。

もちろんまだら呆けのシュウトメちゃんなので、過信は禁物ですが、
私は今回の一時帰宅で、肩がバキバキに凝ってしまいました。
重労働はオットの受け持ちだったので、単に気を張っていたためかと思いますが、
ちょっと力を抜いて、長い介護生活を、無理しすぎないでやっていきたいと思います。




            
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