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2016年09月01日

        

有難い状況

category - 日記
2016/ 09/ 01
                 
シュウトメちゃんがめきめきと回復の兆しを見せています。
まず、顔が変わってきました!

病院に1か月入院し、その間、点滴打ちっぱなしで、診察以外には
あまり車椅子に移ることもなく、ずっとベッドの上だったシュウトメちゃん。

一時は意識不明になるほどの状態だったので、仕方なかったですが、
85歳で、1か月寝たきりだったこと、食欲も落ち、がりがりなこと、
いろいろ考えあわせると、このまま寝たきりかなと思っていました。

急に退院となり、施設に入ったら、混乱した様子で、
「ここは〇〇だな?」と前の施設の名前を言ったり、
あそこが痛い、ここが苦しいと、次々に変わる症状をスタッフさんに訴えたり、
ついさっきのことをすぐ忘れるなど、痴呆傾向も顕著で、
毎日通って、何とか刺激してきた日々が続きました。

特に最近は刺激が多かったんです。
昔の生活とランプが気に入ったのもありますが、
それよりも、ケアマネさんや市役所の方や保健所の方と話したことが、
シュウトメちゃんには大きな刺激になったと思います。

シュウトメちゃんの回復を妨げていたものは、
もちろん第一は、1か月間の入院で、安静にせざるを得なかったこと。
筋力はあっという間に落ち、食欲も落ちて体重も体力も落ち、
うとうとと寝ている時間の多さは、脳をぼ~っとさせました。

そこから蘇ることはまず無理だと思いこんだ私は、
とにかく、脳の働きや筋力が、転げ落ちるように下降し続ける事を、
少しでも防ぎたいと思ってきました。
上昇に転じようなんて野望?は持っていませんでした。

しかし、プロの力ってすごいです。

ケアマネさんは、たくさんの例を見ていますから、
とにかくシュウトメちゃんの居場所はこの施設なんだ、
そして状況は今の状況なんだ、そこからスタートしていくしかないんだということを
どういう言葉でかというのは実際に見ていないのでわかりませんが、
「はっきりと告げて、喝を入れた」とおっしゃっていました。

保健所の方は、前回会った時よりシュウトメちゃんがどんなにしっかりしてきたかを
シュウトメちゃんに語り、素晴らしいと何度も言った上で、
寝ている姿勢は楽なので、その姿勢が長く続くと、
内臓もどんどん下降するし、脳のボケも早いんです、と
シュウトメちゃんの目の前で、私に向かって言ってくださいました。
もちろん、シュウトメちゃんが聞き耳を立てているのを承知だったと思います。

私が「そうなんですか?!」と少し大げさに答えると、
「そうなんですよ。koalaさんがこうやって来ている間、ベッドの頭を上げますよね。
それだけでも、寝た姿勢より、脳が動くんです。内臓だって同じです。
車椅子に座ればもっとです。」と重ねて説明してくださいました。

シュウトメちゃんが車椅子に座っている時間が増えたのは言うまでもありません。(笑)
私は(笑)と書きましたが、実際は笑いごとなんてものじゃなくて、
周囲の働きかけよりも、シュウトメちゃん自身の自覚がいかに大事かよくわかりました。
だって、その翌日にもう、表情がきりっとしているんですから!

シュウトメちゃんの気の強さがいい方向に向かってくれたと思います。

悪い方向にも向かっていますが。
すぐに呼び出しブザーを押すみたいです。
痛いと言われても、スタッフさんにはどうしようもない、
腫れもないし、赤くなってもいない、あざも出来ていない、対処がわかりません、
ここは病院じゃないんで、病院に行ってください、というわけです。

私はあれ?と思いました。
痛みどめの湿布を預けていたので、とりあえず見た目に異常なさそうでしたら、
湿布を貼ってくださっても・・と思ったのです。
この施設は、看護婦さんが常勤で24時間いて、薬の管理は看護婦さんの仕事とのこと。
でも、あちこち痛がることがありますのでと、貼り薬をわつぃているのですから、
その伝達はして欲しいと思いました。

シュウトメちゃんは、左半身が不自由なのですが、
それが病院で1か月寝たきりだったので、固まっちゃった感じで痛いのではと思います。
「固まっちゃった感じ」というのは私がそう感じて、ケアマネさんに言ったのですが、
ケアマネさんも同感とおっしゃいました。
自分で立ち上がれなくなったので、抱きかかえて移動させますが、
がりがりに痩せていますので、骨が当たって痛いと言うのもありそうです。

加えて、左手の重みに耐えかねているという側面もあるようです。
これは施設側の見解で、なるほどと思いました。
動かない左手がぶらぶらしていることで、その重みが負担になってきているというわけです。

これは三角巾で吊ることで解決するだろうと言うので、三角巾を買ってきました。

すごいのはそこから先。
「立ち上がる意志が強いので、リハビリで立ち上がり練習をやっています。
装具が合わないようなので、一度受診してください。」

立ち上がり練習だって!すごい!

入院した病院よりも、以前この装具を作った病院がいいでしょうとのアドバイスで、
病院に聞きまして、9月6日に予約を入れて、診ていただくことになりました。
ついでに左手の痛みの相談もできます。

しかし、立ち上がり練習という言葉に感動しました。
もしも立ちあがれたら・・・寝たきり克服です!
完全に立ち上がれないにしても、補助があれば立てるというだけでも、
それはとてもすごいことです。

シュウトメちゃんの顔がきりっとしたのは、
もう一度自分の足で立つてるかもしれないという希望のためだったかもしれません。

ついのこの間、こんなに弱っている人を病院に連れて行ったら、
どんなに疲れ切ってしまうだろう、と心配したのが嘘のようです。

あんまり大喜びしない方がいいとはわかっていますが、
すごいなぁと心の中で連発しちゃう私なのでありました。

6日に外科で装具を見ていただき、
7日に入院していた病院で、眼科と内科の検査をしますけれど、
これでクタクタになってダウンするのでは?という心配は、
いらないんじゃないかと思えます。

有難い状況です。
            
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