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2015年07月15日

        

判断ミスしちゃった~

category - 日記
2015/ 07/ 15
                 
昨日のこと、商品出しをしていたら、レジのブザーが鳴りました。
70歳くらいに見えるご夫婦が、ラムネを手にして何やらご立腹。
パッとラムネの瓶を見て、付属の、ビー玉を瓶に押し込む部品を
捨てちゃったんだなと思いました。

ラムネ瓶の封を切ると、プラスチックの蓋が取れるのですが、
その蓋の中央部分が、ラムネの瓶のビー玉を押し込む部品になっています。

以前、そういうお客様がいらっしゃったことがあったので、
数年前までは、その部品が1つ、非常時用に保管してあったのですが、
めったにないことですし、保管してあった場所も店内リニューアルでなくなりまして、
今、そういう事態になったら、ビー玉を何か固いもので、
下に向かって突くしかないかなぁとその瞬間思いました。

その説明をしますと、そのご夫婦は、ラムネの瓶の封なんて切っていない、
これは不良品ですぐ取り替えろとおっしゃる。

本当に封が付いていなかったらそれは不良品ですけれど、
瓶の蓋は濃い青で、封は白いビニールなんです。
もしもそういう不良品が混じったら、気が付かないはずがありません。
商品を持ってくる人も、それを店内に並べた人も、時々巡回して
補充の必要はないかと見回る人も、レジでそのラムネを通す人も、
誰もそれに気が付かないなんてありえないんです。

お客様ご自身も、白い中にたった一つ濃い青のものがあったら、
おかしいなと気が付くと思うんです。

しかし、お客様が嘘をついていると指摘するわけにはいきませんので、
売り場に封がないラムネが並ぶのは不自然ということを、失礼のない言葉を選んで説明し、
封を切ったことをうっかりお忘れになっていたのでは?という
ニュアンスで言ったのですが、ご夫婦2人とも、目は少し泳いだものの、
封なんか切っていない、のどが渇いたから買った、
何かでこじ開けるなんて待っていられない、すぐ新品と交換してと
却って意固地にさせちゃったようです。

普通なら値段に関わらず(ラムネは税込で1本95円)社員さんを呼んで、
対応を変わっていただくんですが、昨日はすごい人手不足でした。
午後のパートさんがたくさん休んでいたのと、アルバイトの子も体調不良で休んでて。

店内に社員さんは見当たりませんでしたので、
事務所か奥の作業場で仕事していると思われました。
忙しい社員さんを呼んでくるほどのこと?とつい思ってしまいました。

社員さんを呼ばないでどうするかですが、簡単なのは、
担当したレジ係さんに、封が付いていたかどうか聞くことでした。
でも、ここで私はためらいました。

相手のご夫婦は、95円のラムネをもう1本買うことも、
買わないで、何とかこじ開けるのも拒否して、
封を開けたことをしらばっくれて通そうとしている、
あまり普通とは言えないお二人です。
そんな恥をかかせるようなことをしたら、余計揉めるかもしれません。
ここで揉めているのも、すでに他のお客様の邪魔になっています。

ここで、「私では対応できませんので、責任者を呼んでまいります」と
言うべきでしたね、私は。
そう思ったのに、今日はこんなに忙しい日だし、95円のことだしと思って、
「わかりました。お客様は封を切ってもいらっしゃらないし、
封も見ていないのですね?では交換いたします。」と言ってしまいました。

ご夫婦は、ご主人がそのラムネをとても飲みたかったから買ったそうです。
飲まない奥様の方が、のどが渇いていたのに散々待たされたとか、
いろいろ苦情を言いながら、「あんた開けてね。飲めないと困るから」
もちろん私がお開けするつもりでいましたけど・・・・
「あちらに椅子がございますので、座ってお飲みになりますか?」と誘導しました。

椅子が置いてあるのは、目と鼻の先で、ご主人は足が悪そうにも見えないのに、
ご主人はずっと文句を言っていて、呆れましたが、
目の前で封を切ってラムネを開けてお渡ししました。

交換して、新しいラムネの封を開け、お渡ししてその場を去り、
この件を報告しましたら、え?koalaさん、それで交換しちゃったの?と言われました。
怒られはしなかったですけどね、呼ばなきゃダメでしょうと言う言葉を
優しく飲み込んでくれたのでしょうね。
あのご夫婦も、責任者ですと社員さんが出てきたら、態度が違ったかも。

私はこういうトンデモナイ系のお客様に出会う率がとても低くて、
今まで楽してきているんですが、いい勉強になりました。
ラムネの件などは、大問題にはなりそうにない内容ですし、
やはり話が通じなかったら、社員さんが忙しかろうがちゃんと呼ばないとね。

でも、夫婦ってきっとこんな風に似るんですね。
絶対に最初の説明で、あ、あれ捨てちゃったけど、あれが要ったのかと
気が付いたと思うんですよ。目が泳いだもん。
でも、しらばっくれて、新しいのと交換させた方が得、と思ったんでしょう。
こういう価値観が一致していないと、一緒に行動なんかできません。
でも、対応する私を見て、コイツなんかちょろい、と思われたんだろうか・・・
それは少し悲しいことでありました。


            
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