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2015年02月03日

        

シュウトメちゃんの老いを見守ること

category - 日記
2015/ 02/ 03
                 
昨日、日記に書いた、介護士さんがセットしてくれる着替えセットの話を
件を今後のためにとオットに言いました。そしてつけ加えて、
「今度から、持って帰る前に、おばあちゃんに、
これだけ持って変えればいいかなって聞くといいよ」と言ったんです。

そしたらオット「おばあさん、食事中みたいで部屋にいなかったからさ、
聞くこともできなかったんだよ」って答えるじゃないですか。
施設の食事時間は決まっていますからね、
その時間をさけて行こうという気持ちがあればそういうことは起きません。

昔の私だったら、「なんでそのくらい気にかけない?」と
ため息が出たところでしょうが、実はオットは気が利かない人ではないのです。
意識してか無意識かわかりませんが、できたら会いたくないんです。

無意識ではなく、確信犯しかないでしょう?と思われるかもしれませんが、
今回オットは「母親に会いに行った」のではなく、「仕事に出る妻のかわりに
母親の洗濯物を持って行き、交換に洗うもの持ち帰る」ために行きました。
その目的が達成されれば、会う会わないは問題ではないんです。

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こじれちゃった親子はお互いに大変です。
シュウトメちゃんの頑固さ、自己中心性、愚痴の嵐は、
私にとっても辛かったですが、母親のそんな側面を
何度も見せつけられてきたオットにも辛かったでしょう。
母親に意見する息子であるオットにヒステリーを起こし、
お前みたいなのが息子で恥ずかしいわ!とまで怒鳴ったシュウトメちゃん。
怒りながら呆れながら、母親の面倒を見ているんですから、
シュウトメちゃんと元々は他人の私とは感覚が違って当然と思います。

義姉たちも、私は長い間、自分の親に何ということをと思ってきましたが、
母親と同性ですから余計に辛かったという経験も多々あったでしょう。

会わない方が平和な親子は会わなくっていいと思います。
「親子なんだから仲良くしないといけない」なんて言い出すと窮屈です。
本当はいろいろ誤解もあるでしょうから、理想的には、生きている間に、
お互い、本音で話せるといいですけどね。

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この考えからすると、月に一度くらいはオットとシュウトメちゃんを
会わせようと私が画策するのは本当に余計なお世話なのですが、
お節介を自覚しつつの確信犯でやっています。
やってもやらなくてもいい、やってはいけないというほどのお節介でもないと思って。

一人の母親として、やはりたまには子供の顔が見たいだろうと
シュウトメちゃんに感情移入する気持ちもありますし、
気が付いたら呆けてた、なんていうことのないように、
穏やかに親の老いを受け入れられた方がオットも幸せな気がするので。

私の両親は2人とも72歳で亡くなってしまったので、
それも元気だと思っていたら、末期がんが見つかって・・というパターンで、
親の病気と体の衰弱は受け入れていくしかなかったですが、
老いを受け入れる必要はありませんでした。
どちらが辛いかという問題ではなく、いろんなパターンがあるってことなんですね。

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老いていく過程で、シュウトメちゃんは今回、
歩けていたのが歩けなくなってきました。

私が嫁いできた頃は、杖をついて、自分でバスに乗って出かけていましたが、
バスは無理になり、バス停まで歩くのも無理になり、
シルバーカーがないと近くの外出もできないようになり、
近くであっても車の送迎以外の外出はできないようになり、
お風呂には手すりを付けて入っていたけれどそれも無理になり、
トイレや玄関だけで済んでいた手すりは家じゅうに必要になり、
今は車椅子で過ごせるリフォームが必要になっています。
(しかしそれは寝たきりの人から見たら輝くような自由です。)

歩くということに関しても、こういう過程を通って、少しずつ衰えてきました。
こういうパターンをたどる人もいるし、ある日突然発作で倒れて、
あるいは突然、事故や怪我のために、そのまま車椅子になる人もいます。
シュウトメちゃんも最初に歩行困難になったのは、
ある日突然起きた脳溢血のためでした。

シュウトメちゃんの人生のシナリオは、まだ働き盛りに左半身不随になり、
35年ほどかけてじわじわと足が衰え、車椅子の身になるシナリオでした。
オットは長男として嫁koalaと一緒に、そういう母親を見守るシナリオなのだと思います。
施設のおかげで楽をしながら。(爆)




            
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