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2015年01月30日

        

「わしだって女なんだから、部屋に鏡台ぐらいいるだろう」とシュウトメちゃん

category - 日記
2015/ 01/ 30
                 
シュウトメちゃんはぼろぼろの鏡台を持っているのだけれど、
あれは深い思い出の品かどうか、ちょっと探りを入れました。
部屋でなく、廊下に放置されていて使われていなかった鏡台ですが。

深い思い出は特になくて、義姉の独身時代使っていたのを
捨てるのはもったいないと思って使っていたとか。
でも、部屋には入らず、廊下にずっと放置されていました。

では捨てていいよねと思った私のココロを見透かすように、
「わしだって女なんだから、部屋に鏡台ぐらいいるだろう」とおっしゃる。
「あれはボロいが、使えんわけじゃない。」
今まで使ってなかったじゃないと思ったけど言わずに
施設から帰ってきて、後で帰宅したオットに報告。

オットは「女なんだから、だとぉ~!」とそこに反応。
可愛い発言じゃないの。オトコにはわからんか、この可愛さ。
ババァは女じゃないと思ってるでしょ、オットよ。
ついでにオバサンも女じゃないと思ってるでしょ。ふん!(爆)

私はシュウトメちゃんの弁護をしましたよ。
「そこは大事なんだよ。呆けないためにも。」でも付け加えて言いました。
「でも、思い出がないなら、あの大きな鏡台は邪魔だよね。
部屋のすぐ前が洗面所だし、部屋にも鏡はあるし、それじゃダメかな。」
「そうだよ。洗面所までバリアフリーで車椅子ですぐ行けるようにしてくれって言うから、
両方のドア替えて、廊下も高くしてバリアフリーにするんじゃないか。
トイレにも鏡を付ければいいよ。鏡台はいらんな。」

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シュウトメちゃんとのことを振り返って考えると、
無茶な人、ひどい人だとずっと思ってきたけれど、
シュウトメちゃんはシュウトメちゃんなりに一生懸命生きてきただけ。

私とは違う経験を重ね、違う視点で一生懸命生きてきただけ。
それを私の視点から見ると、無茶な人、ひどい人に見えただけ。

私は私の視点から、シュウトメちゃんの言葉が暴言に思えたし、
命令される立場じゃないと思ったので、不満を表明しただけ。

義姉たちについても、心の中で非難してきました。
シュウトメちゃんの面倒を見るのは嫁の仕事なのに
嫁が至らないから、始終シュウトメちゃんの愚痴電話に悩まされたとか、
一切迷惑をかけるなとか、会いに来るのは大変だなどという
発言を聞くたびに、何を言ってると不満一杯でした。

義姉たちは、それぞれ私と全く違う経験をしてきた中で、
母親と係ることが大変すぎて嫌だという立場で、
自分たちの視点から、もっともと思える発言をしただけです。

私への非難もあるので、頭にくるのは凡人の私には仕方ないですが、
「娘なんだから母親にそんなことを言うべきでない」などの感想は、
ホント、余計なお世話ですよね。
自分だって「べき」という押し付けにうんざりしてきたのに、
義姉に対して「べき」を使ってるじゃないの~と思いました。

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あの頃、そう思えたら、あんなに苦しむ必要はなかったのだけれど、
それが理解できるようになるためには、あの苦しみも必要だったわけで、
究極のところ、「これでいいのだ」ということなんでしょうね。

私がにこやかに「これでいいのだ」と言い切れる背景には、
当のシュウトメちゃんが今はもちろん、まだ当分施設にいて、
私はそういう意味でストレスないから、お気楽な立場で言えるんです。
短期間でも帰ってきたら、「これはいやなのだ」と言います、きっと。(笑)
義姉たちにお説教されても同様です。

物事は、どんな立場で、どんな視点で見るかで、全然違って見えますね。
な~んてコーヒー飲みながらお気楽ばブログを書いていられる
今のお気楽な環境に大感謝。(爆)
            
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