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2014年11月15日

        

元気だったころのシュウトメちゃん、若い嫁だった私

category - 日記
2014/ 11/ 15
                 
シュウトメちゃんの寝室でない方の部屋、別名タンス部屋を整理し始めて、
10年も20年も前、もしかしたら30年以上前のものなどもあるのを見て、
昔のもっと元気だったシュウトメちゃんの記憶がよみがえってきました。

懐かしかったのは、私が嫁いできた頃、シュウトメちゃんが
よく着ていた普段着の簡単な綿のワンピースや、
真冬になると部屋でもかぶっていた毛糸の帽子。
たくさんあります。捨てられなかったんだね。

ワンピースは少なくても20年以上前のもの。帽子も?
そういえば今の方が寒がりなのに、帽子はかぶらなくなっています。

車椅子どころか、シルバーカーも必要なくて、
杖をついてはいたけれど、バスにも乗れたシュウトメちゃん。



近くにあった薬局でいただいたらしい、たくさんの試供品の化粧品。
多分そこで粗品としていただいた、賞味期限を15年過ぎた缶詰類。
姑ちゃんがさわるなというので、放置してあった段ボール箱を
一つ一つあけながら、昔を思い出していました。

杖をついて、薬局にいくのが散歩コースでした。
喫茶店でコーヒーを飲むように、薬局でリポビタンⅮを飲んで。

薬局も年配の女性がおひとりでやっていたので、
そこでご近所のお年寄りは一休みしておしゃべりし、
お嫁さんの愚痴を吐いて気晴らししていました。

だから嫁koalaに気に入らないことがあって怒鳴った後、
ぷいっと出て行って、何時間も帰らない時は、
他に行先はないので、居場所はここ。

しかし、どこかで倒れている可能性もゼロではなく、
そんな少ない可能性よりも気になったのは、
そんなに長時間粘られたら、空いてる薬局でも、
経営の女性と仲良しでも、やはりご迷惑ではと思い、
薬局にお迎えに行ったものでした。

その薬局もずいぶん前に廃業し、薬局は怖し、
立派な家になって、同居されて、経営者の方もお年なので、
デイサービスに通っていらっしゃるはずです。



シュウトメちゃんが触るなというのは、私が捨ててしまう、
あるいは、こんなの捨てましょうと言われるのが嫌で、と思っていました.
もちろんそれはいちばんの理由だと思います。
もしかしたら、こんなものも捨てないで、ぐちゃぐちゃにしてある、
でも、だらしない人という風に、嫁に見下されるような不安も、
理由の一つだったかもとふと思いました。

見下したり、馬鹿にしたりなんかしませんよと心の中で言いながら、
う~ん、でも、若いころだったら思い切り見下したかも?と思います。
「信じられる?!絶対に使わないのに、取ってあるんだよ?!」
若いころだったら、本人には言わないかもしれなくても、
友人に言いまくって、馬鹿にしてたかも。

元気だったころのシュウトメちゃんも、若い嫁だった私も、
今の状況など、全く想像できていませんでした。
これから先の5年後、10年後だって見えません。
それでいいんです。
今日も朝、起きたら生きてました。(笑)
目の前のことを大事に嚙みしめるための命をいただいています。



方丈記の最初の部分を思い出し、しかし、続きが思い出せなかったので、
ネットで調べてみました。ネットってなんて便利なんでしょうね。

しかし、例えば古典の勉などを、一見、受験が終われば不要の
役に立たない勉強という人っているじゃないですか。
でも、あれは実に皮相なものの見方だと思います。
淀みに浮かぶうたかたは・・・えっと・・・続きは何だっけ?などという
年を重ねて、その程度の記憶しか残っていない者にとっても、
調べて味わいなおしたこの文章に、胸をうたれました。

学生時代にはこの文が言えましたし、文章の意味の上っ面は理解していました。
でも、内容が胸にしみてわかるのは今です。
深い意味が分からない時期にインプットしておくのも大事なこと。
余談ですが、そう思いました。
横書きで勝手に改行して、読みにくいかもしれませんが、
よろしければ声に出して読んでみてください。


ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。  
たましきの都のうちに、棟を並べ、甍を争へる、高き、卑しき、人のすまひは、
世々経て尽きせぬものなれど、これをまことかと尋ぬれば、
昔ありし家はまれなり。あるいは去年焼けて今年作れり。
あるいは大家滅びて小家となる。住む人もこれに同じ。
所も変はらず、人も多かれど、いにしへ見し人は、
二、三十人が中に、わづかにひとりふたりなり。
朝に死に、夕べに生まるるならひ、ただ水のあわにぞ似たりける。
知らず、生まれ死ぬる人、いづかたより来たりて、いづかたへか去る。
また知らず、仮の宿り、たがためにか心を悩まし、何によりてか目を喜ばしむる。
その、あるじとすみかと、無常を争ふさま、いはば朝顔の露に異ならず。
あるいは露落ちて花残れり。残るといへども朝日に枯れぬ。
あるいは花しぼみて露なほ消えず。消えずといへども夕べを待つことなし。



出勤前の大掃除って疲れるけれど、感慨深いものがあります。
土曜日は基本はお休みなのですが、明日はちょっとお出かけするので、
土曜出勤、日曜休みにしていただきました。
今日も頑張ってお仕事してきます~。
            
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