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2013/12/08

2013年12月08日

        

明治村2  豪商の別荘や洋館、灯台など

category - 日記
2013/ 12/ 08
                 



大阪の商人芝川又右衛門の別荘。
輸入業で大成功した豪商で、この建物で関西財界人との交流も。
その頃は、大物財界人も、電車で移動することが多かったので、
訪問の交通の便をよくするため、駅の設置を阪急に依頼したそうです。
設置費用と周辺の土地一万坪を阪急に提供し、駅は完成。
お金持ちってやることのスケールが違うのね~。




日本で初めてアール・ヌーボー様式を取り入れた住宅を設計したことで
有名な建築家、武田五一氏の手による洋館だそう。
古くなり、明治村に寄贈されたものの、古い建築物の再建築は、
とにかく大金がかかるとのことで、なかなか着手されませんでした。

明治村に武田五一氏の建築物が寄贈されているが再建されていないと
噂を聞きつけた、武田五一氏を尊敬する建築家が集まり、
木造部分などの再建をボランティアで請け負ったそうです。
ボランティアで費用を浮かせても、3億円ほどかかったそうですが、
建築家さんたちの熱意がなければ、この建物は
再建されなかったかもしれませんね。




こちらは芝川又右衛門の別荘の近くにあった
長崎居留地25番館のドア。

いい木材を使っているように見せるために、
塗料を塗り、生乾きの時に木目を引っかくように描き、
高級感ある木材感を出す技法が当時、流行したそうです。

建物の画像を撮ってこなかったのですが、平家建です。
暖炉なども作られている洋館ですが、広いバルコニーの雰囲気などは、
なぜか少しアジアな感じ。
お隣にあった本格的な洋館とは雰囲気が違いました。





こちらがお隣にあった神戸山手西洋人住居です。
比べると、洋館の雰囲気が本格的。当時の神戸と長崎の差?
貿易商が住んでいたとのことで、左の和風建築に続く
通路が1階にはなく、2階に作られています。
1階は使用人が住んでいたためとのこと。
和風建築の部屋は、日本人との商談用だったとか。





品川灯台。フランス風だそうです。
画像ではわかりにくいですが、東西南北を現す頭文字の
西のwestのWが、O になっています。フランスではOなんだって。




こちらは三重県の菅島灯台付属官舎。
こちらはイギリス風とのこと。




このレンガの積み方がイギリス積み。
明治時代の建物って、レンガに金属、ガラスが多くてロマンチック。
これらの材質は目新しく、西洋文明の象徴だったのでしょうね。



菅島灯台付属官舎のドア。

長崎居留地25番館のドアにもあった、木目を描いたドア。
費用を抑えて高級感を出す努力の結晶。
しかし、すごい腕だと思いますよ、これ。

その3で今回の明治村シリーズ(笑)は終わります。

何しろ明治村の建物は60以上ありますので、全部は周りません。
この日は夕方にシュウトメちゃんの施設の部屋に
テレビを持っていく予定でしたので、滞在時間は3時間半ほど。
それでもけっこう歩き回ったので、いい運動になりました。
歩き回るのが苦手な方には園内バスもあります。

            
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