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2013年07月22日

        

心の地雷について

category - 日記
2013/ 07/ 22
                 
友人が「書いてもいいよ。訂正して欲しいことがあったら言うから」と
言ってくれたので、友人の話も少し書きます。
一部、解雇理由について、訂正箇所がありましたので、訂正しました。

彼女の職業は臨床心理士という少し特殊な専門です。
人の心理の奥を探っていく職業に就こうと志す時点で、
普通一般の人という範疇を越えた特殊さを持っていますよね。

素晴らしい能力も特殊さですし、人格の偏りも特殊さで、
特殊さにも有難いものと困るものがあります。
東京に、素晴らしい方の特殊さを持つ方がいらして、
できれば毎週でもお話を聞きたい・・・・
という話もありましたが、困る特殊さの被害の話もありました。

困る特殊さの被害については、過去にも聞いてきまして、
そのうちの一人に、彼女は以前、クビになっています。
その人は、立場的には偉いヒトなので、
他にもクビになっている人がいるのですが、
クビにした上に、嘘でだますのが困る特殊さでした。

クビにされる側は、お給料がゼロになるのも困りますが、
自分が責任を持って受け持ってきた患者さんたちに
「自分は見捨てられらのだ」という被害者意識を
決して与えたくないのです。
治療者との信頼関係が崩れ去ることの悪影響は計り知れず、
できればその人たちの治療はそのまま続けたいのです。

その人は、友人にその点は大丈夫だと嘘をつき、
実際には患者さんに「あの人は自分の金儲けのために
うちの患者を自分の開業している相談室に誘ったから解雇した。」と告げました。

患者さんたちは彼女を金儲けしか考えていない人である、
騙された、捨てられたと感じたでしょう。
とても卑怯な怒りの捌け口を見つけたな、と私は感じています。

彼女がクビになった理由はよくわかりませんが、
多分その人の地雷を踏んで怒らせたのでしょう。

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他の人が聞いてもなんでもない言葉なのに、
その言葉に触発される心の傷のある人には、
強い怒りを起こしてしまうことがある・・・というのを
私は「地雷を踏む」と呼んでいます。

ジャイアンの地雷を、多分、何度も踏んでます。(爆)
例えばある日、職場の入り口に募金箱を持った学生がいたので、
100円を入れてきました。普通でしょう?
ロッカールームで「koala財閥の奥さんはちゃんとお札を入れてきた?」と
ジャイアンが冗談を言うので、「100円だよ。財閥じゃないし。」
と言うやり取りの後、しつこかったので「うちはまだ大学生がいるもん。
学費で悩む財閥もいないでしょ」と返したら、すごく怒り出したの。

「自分の子供が大学に行く学費が惜しいか!」とか言い出して。
「koalaさんみたいなこという奥さんがいたわ!
うちは学費で頭が痛いってしょっちゅう言ってた!」
・・・私、しょっちゅうどころか、普段学費の話なんか全然してないよ。
そっちが財閥だとか何度もふざけるから、
お金がない理由として言っただけ・・・・
しかし、私はすでに地雷を踏んでしまったので、
そんなことを言っても無駄でした。

その奥さんとのやりとりでかつてジャイアンが味わった怒りの地雷を
私の「学費で悩む」という言葉が踏んじゃったのです。
その奥さんに対する怒りも、地雷を踏んだだけかもしれないけど。
しかし本人は、地雷を踏まれたから頭に来てるなどとは思わず、
koalaさんが母親としてとんでもない発言をするヒトだったから、
そのとんでもない人格に対して正当に怒っている、
とんでもないということを指導してやっているという意識なので、
しつこい説教が始まり、全く面倒くさい・・・。

ジャイアンは、自分のこの怒りが、実はどこから湧いてくるのか、
自分の内面を探ったら、きっと見たくないものが見えるので、
正義感というフィルターを通して私を罵倒する方が、
楽なことだったのだなぁと思います。
しかし地雷は消えないので、また誰かに地雷のスイッチになる事を言われたら、
激しい怒りが湧くことと思います。

これにびっくりして以来、激しい怒りや不安や、喜びでさえ、
その感情が大きかったら、何か自分の中に地雷があって、
地雷のスイッチが押されたなと思う癖がつきました。
その地雷って何だろう?と考えることは、
自分の内面を見つめることに繋がります。

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ジャイアンの地雷を踏んでも、説教が面倒くらいで済みますが、
友人の地雷踏みは職を失い、患者さんに「先生は私を見捨てて、
何も言わずに消えていったひどい人」という傷を与え、
彼女には嘘をついて、そんなことにはならないと思わせて放置させ、
結果として患者さんにそう思わせてしまった罪悪感を与えたのでした。

大きい地雷の埋まっている人は、心が不安定になりやすそうです。

友人と「私たち、地雷を踏んできたよね」と言いましたら、
私より被害の大きい彼女は、感慨深げに苦笑していました。

地雷って、避けられたのかな。
注意深くいれば、避けられたものもあるでしょうね。
でも、踏んで学んでいくしかない面もあるよね。
踏んで爆破をくらって、打たれ強くなっていく面もね。

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そんなことを話していて、そうか、シュウトメちゃんの攻撃も、
嫁いびりというより、地雷踏みだったかもと思いました。

「koalaさんが娘みたいで可愛いと言ってた頃があったよね。
シュウトメちゃんは、娘に対しては保護したいヒトなのよ。
でも、途中から、あなたは母親になっちゃった。」

「娘に対しては保護したいヒト?
ああ、そうかもしれない。そんな感じかも。
でも待って。オットにはそうじゃないよ?
草取りに関してオットが私をかばった時、怒り心頭で、
お前が熱を出した時、おぶって医者に連れて行ってやったのに!とか、
当たり前でしょ?ってことで恩を振りかざしてたもん。
いちいち子供に~してやった、って覚えてて恩に着せてるんだよ。
『それなのに、お前は!情けない!』って怒鳴ってた。」

「娘と息子は違うんだと思う。
娘って、自分を投影するんだよ。
息子は昔でいう跡取りだから、大事にされたでしょう?
男の子だからと大事にされるのは、憎たらしい面があるけど、
娘は息子より立場が劣るの。
自分と重ね合わせて守りたくなる。
koalaさんは世話する役目があって、すぐ母親役になっちゃった。
シュウトメちゃんにとって、娘は守らなくちゃいけないけど、
母親には何言ってもいいの。」

う~ん、それは言えるかも。
考えたこと無かったけど。

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家に帰ってから考えました。
シュウトメちゃんが実際に母親に反抗的なことを言ったかといえば、
それはなかったと思います。
親に服従することが、まともな娘だったと胸張って語ってました。

結婚も親が持ってきた話にうなづき、式まで相手の顔も見ず、
結婚したら苦労続きだったとも語っていました。
私の親は恋愛結婚だったと私を質問攻めにして聞きだし、
そういう女(私の母親)はあばずれだと呼ばれた!と胸を張り、
私を唖然とさせたシュウトメちゃん。

自分で選んだ相手と結婚した私の母を軽蔑することで、
まともな娘であった自分を誇らしく思ったのでしょうが、
その心の奥では、もっと自由に生きたかったという思いや、
女だから家事をしろ(シュウトメちゃんに姉妹はいなくて紅一点)と
兄や弟達が好きなことをしている時間にも家事をやらされたこと、
苦労する結婚を勝手に決められたことなど、
実は親に対する不満もたくさんあったのだと思います。

でも、親に文句を言うなど「まともな娘」のすることではないので、
心の奥に押し込めて、不満は見ないようにしてきたことでしょう。
まともな娘でいる事は大事、という価値観を選択したのでしょう。

シュウトメちゃんの服を洗い、ご飯を作り、母親役をし始めた私に
だんだん怒りが募ってきたというのは、
母親に対しては出せなかったけど持っていた、
怒りと甘えが出たのかもしれませんね。

しかし私は母親ではないので、平気で逆らいました。(苦笑)
シュウトメちゃんがもし、「私はもっと自由に生きたかった!」
そんな風に叫べたら楽になったのかな。
それは「まともな娘」でなくなる不安を背負うことを意味するけど、
「まともな娘なんてクソ食らえ!」と叫べたらよかったねぇ・・・。

私だってきっと「まともな嫁」でいようと思っていて、
でも耐えかねて「私はもっと自由に生きたい!」と表現したら、
それを許せなかったシュウトメちゃんに「自殺してやる」って脅されました。

自分が耐えて「まともな娘」「まともな嫁」をやってきたのに、
嫁は耐えないで「まともな嫁」を途中でリタイアしたいと言い出だしました。
それは許せない地雷を踏んだことになったのかもしれません。

「まともな娘」、「まともな嫁」をやっと卒業して、
「嫁にかしずかれる姑」をやろうと思ったら、
koala嫁は、シュウトメの言いなりになる嫁の役目を拒否したわけよね。
「自分の力でできる好きなこと、を自分なりに楽しむ、
50代、60代、70代のオンナ」役ならきっとできたし、
それなりに楽しめただろうに、残念だったね・・・。

そう思うと、今80代のシュウトメちゃんには、
夏の間、施設で仲良しの友達と、施設の不自由さはあるけれど、
それなりの生活の愉しみを味わえる80代を過ごしてねと思うし、
秋になって帰ってきたら、自宅の気楽さも味あわせてあげなくちゃねと
あんまり無理はしないけどね、という注釈つきですが、そう思います。


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今日も長い、長い日記になりました。
これを最後まで読んでくださった方は多分、
私と似た感性をお持ちの方だと思います。
冗談言わないで、嫌だわ、とおっしゃるかもしれませんが。(自虐?)

そうでなければ、途中で、面倒くさいこと考えるオンナだ、
こんな日記はうんざりして読めない、と思われるでしょう。

そしてまた、例外はあるでしょうが、カッとしにくい方のような気がします。

私の日記は脳みそのおしゃべり、という感じなのですが、
脳みそのおしゃべりこそ自分の本質だとは、私は思っていません。
そこそこの距離感があります。
すぐカッとする方は、この距離が狭いのではないかな?という気がします。
私にとっては、瞑想が、この距離を保つのに有効な気がします。

脳みそには、昨日の日記の夢に出てきた検閲係の、
おまわりさんが住んでいますから(怪しい?笑)
いちいち、これは見ないほうがいい、こっちの道が安全、得になる、など
耐えずおしゃべりしていますけれど、そんなうわついたおしゃべり魔が
自分の本質だったら、えらいこっちゃ~と思います。

ここまで読んでくださった方に感謝します。
そして伺いたいです。
あなたの地雷になっている価値観って何ですか?
あ、答えをコメント欄に書かなくていいですよ。
そんなこと、人に語りたくないですよ、普通。(笑)
            
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