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2013/04/19

2013年04月19日

        

最近の座右の銘

category - 日記
2013/ 04/ 19
                 
最近の私の座右の銘は、映画クラウド・アトラスの中のソンミの言葉。

「命は自分のものではない。子宮から墓場まで、人は他者とつながる。
過去も現在も、すべての罪が、あらゆる善意が、未来を作る。」


今は特に後半の言葉がよく頭の中にリフレインします。

過去の自分の、すべての罪、あらゆる善意が、現在を作り、
現在の自分の、すべての罪、あらゆる善意が、未来を作る、ということ。


これがものすごく腑に落ちました。

私が今過ごしている、現在のすべてのことは、
過去の自分の罪や善意が作った、という思いが、
すとん、と私の胸の中に落ちて、しっくりきたのです。

これが腑に落ちますと、どんなことでも自己責任なのね、と
責める気持ちが消えていきます。
まあ、人間が出来ていないので、また湧いてきますが、
責める気持ちに自分がしばられる機会というのは激減します。
特にシュウトメちゃんに対して、すごい効果を発揮してます。(笑)


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シュウトメちゃんの嫁いびりに関しては、ただの直感ではありますが、
私の側に2つ大きな理由があったなという気がしています。


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ひとつは、許しを学ぶため。

今回の人生で、私は「許すこと」を学びたいと願ったのではないか。
そのためには、「許せない」と感じる仕打ちを受ける必要があります。
私の人生で、これほどひどい仕打ちをされたのは最初で最後、
とにかく若い私は苦しんだし、精神的に追い込まれました。
長いこと、とても許せるとは思えないことでした。

元々怒りっぽくない私でも、深い怒りを抱き続けたのですが、
時が経ち、私はシュウトメちゃんの嫁いびりを許しています。
結果的に、シュウトメちゃんのおかげで、許しを学びました。
辛抱強さも、辛さを跳ね返す強さも学びました。


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もうひとつは、私の中にある嫌な部分を見つめるため。

シュウトメちゃんはとにかく自分中心でした。
嫁など、どれだけ心身ともに辛くても平気でした。

そして、とても依頼心が強い人でした。
これもして欲しい、あれもして欲しい、と丸投げする人でした。

愚痴まみれの人でした。
感謝はなく、とにかく文句ばかりでした。
私相手だけでなく、自分の2人の娘以外の全ての人にそうでした。
一時期は、毎日一時間くらい愚痴を聞いてあげないとヒステリーを起こしました。
子供たちにそんなシュウトメちゃんを見せたくなくて耐えました。
私は20分くらいで気持ちが悪くなってきて、
おばあさんの考え方はおかしい、人の悪口ばかり聞きたくないと
どれほど訴えてきたかわかりませんが、火に油を注ぎました。

みんな過去形です。
年を取って、デイサービスに行くようになり、
子供たちも大きくなって家にいる時間が減ると、
私も愚痴を我慢する理由がなくて、スルーしましたし、
シュウトメちゃんもそれに慣れて行きましたし、
デイサービスで社会勉強もしたようです。

自己中、依頼心、愚痴っぽさ。
私の中にあるこういう資質を、とても拡大して見せてくれたのが、
かつてのシュウトメちゃんだった、と思えます。

相手への思いやりのない、自己中の心はなんて醜いんだろう。
依頼心を減らして、自分で出来ることを増やす努力をした方がいいのに。
愚痴を毎日聞くって、拷問のように嫌なことだ。

そう思い続けた日々、私の心はシュウトメちゃんを責め続けていました。
一方で、聖書にある「裁くな」と言う言葉が浮かび、
私も愚痴まみれじゃないの、という自己嫌悪もあったあの日々。

ブログというものに出会い、そこで苦痛を吐き出すことを覚え、
ずいぶん救われたのをよく覚えています。

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ソンミの言葉に照らして思えば、あの苦しい日々は、
過去の自分のすべての罪、あらゆる善意が作り上げた日々だったのでした。
過去の自分が自己中で依頼心が強く、愚痴を言う人間だったから、
それを自分で見られるように鏡の法則が働いた、というだけではありません。
許しを学びたい、というような善意が作り上げるのは、
許せない経験をするという辛い日々が必要なのでした。

起こってくることには全て意味があり、それは自分が作り上げたもの。
自分が種をまいたから、その種の芽が出て、花が咲いただけ。
そう考えると、つらいことが起こってきたとしても、
何か意味があるのだなと思えるし、思えなかったとしても、
自分がまいた種の花が咲いただけで、その花は、育てなければ、
そのうち枯れてしまうと思えばいいのでした。
現在が未来を作っているのですから、
あらゆる善意をこめて現在を生きることが一番大切です。

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「命は自分のものではない。子宮から墓場まで、人は他者とつながる。
過去も現在も、すべての罪が、あらゆる善意が、未来を作る。」


今までこの言葉の後半が特に最近腑に落ちたと言う話を書きましたが、
この前半も大好きなのです。

袖振り合うも他生の縁という言葉の、ハリウッドバージョン。(笑)

私たちはひとりじゃない、つながっている、という素敵な感覚。

椎間板ヘルニアと言われてから、ヨガに行っていないんですが、
(許可は出てるんですけど)
ヨガでよく言うのが、立つ時、座る時に、大地にしっかりつながるよう、
手を上に伸ばすときに、天にしっかりつながるようにということ。
とても気持ちいいので、ぜひお試しください。
私たちは、宇宙の中にぽつんと隔離して存在してるんじゃないです。

私たちは大河の一滴、たくさんの一滴の仲間がいます。
あるいは大木の一つの葉。その大木にはたくさんの葉がついています。




私のイメージの中で、青蓮院門跡の前の楠が、ぴったりするんです。
自分はこの葉っぱのひとつで、たくさんの葉っぱと共に生きているのだと
感じるのは、私にとって幸せなことです。
どっしりと大地に根付き、空に枝を伸ばしている堂々とした大木です。
            
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