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2012/10/29

2012年10月29日

        

老人ホームは入れ物

category - 日記
2012/ 10/ 29
                 



実家で叔母が使えそうな習字のお手本がないかと探したら、
左上のバインダーが見つかりました。父のものです。
これをもらってきて、家で読み取って印刷し、
2つに切り離して、白い紙の上に置いて撮影、
濃度をうんと薄くして印刷したら、見本の出来上がり。
叔母がこれを使うかどうかはわかりませんが。

前に持っていったこのひらがな習字↓は撃沈。
子供だましで、プライドが許さなかったのかもと思い、
「漢字なら欲しい?」と聞いたらうなづいたんですよ。




一緒に持っていったこういうの↓も撃沈。
 
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  • そうかもしれないなとは思っていましたが、
    塗り絵を喜んでやっているシュウトメちゃんも見ているし、
    芸術的に塗ればいいかもと思ってたけど、ダメでしたね~。

    何かしないと呆けそうで怖いのですが、
    一筋縄でいく叔母じゃなかったわ、やっぱり。(笑)

    ホントはもっと本格的に習い事が出来ると理想なんだけど。
    オトナとしての気持ちを満たしてくれるような。
    習字でもいいし、フラワーアレンジメントとか、絵を描くとか。
    絵手紙なんかも楽しそう。
    理想は週に1度だけど、月に1度でもいい、
    そんなのがあれば、叔母の生活に張りが出そうなんだけど。

    こんな風に書くと、あら、koalaさんは優しいのねと
    優しいコメントを戴きそうなんですが、
    私の感覚としては優しいとか、そんなんじゃないんです。
    (すごく優しかったら、自分が講師を買って出て、
    毎回、お教室を叔母のために開くでしょうが、
    そこまで出来ません。)

    人はみんな年をとって、場合によっては、叔母のように、
    手足の自由や言葉さえ失ってしまうことが起こります。
    その人たちの生きかたを考えるっていうのは、
    他人事じゃないんですよ、いずれ自分も通るかもしれない道。

    私の両親は、そうなる前に病気で亡くなってしまいました。
    それはそれでとても辛いことではあったけれど、
    病気の苦しみを経験する代わりに、
    自分で自分のことを出来なくなって何十年も過ごすという、
    叔母にこれから待っている苦しみは経験しなくて済みました。

    老人ホームは入れ物です。
    自宅なら、自分の庭に出るのは自由、散歩も自由。
    でも、老人ホームでは責任問題が生じるので、
    その入れ物から外には自分では出られません。

    これがまず、ヒトという生き物として不自然と思います。
    太陽の光、風、空の青さ、それを外で感じることが許されない。
    家族がやってあげることなんです。
    でも叔母には家族がいません。
    自分で選択したことなのだけど。

    週に1度くらい、介護付きお散歩はできませんかと
    聞いてみるものいいのかもしれませんね。
    私の遠方の友人は、実母さんのために、
    高額の費用を払って、週に何回か、お散歩を頼んでいました。

    私は老人ホームに頻繁に行く代わりに、(頻繁はキツイ!)
    月に1度、病院に連れて行った後に、
    お散歩に連れ出そうと思っています。
    真冬はちょっと難しいけれど、次回の診察後はそうするつもり。

    どうも私は、出来る範囲のことをしてあげないと、
    何だか落ち着かない性格なんだとわかってきました。
    抱え込むつもりはさらさらないので、
    ケアマネさんにも、あまり来られませんとか、
    そこまで出来ませんとか、はっきり言ってます。

    造花を適当な長さに切ったものと、入れ物にサハラを詰めたものを
    持っていって、アレンジメントしてもらうのもいいかも。
    サハラっていうのは、生花の時に使うオアシスの
    お花が生花じゃない時に使うものです。

    1度にあれこれやってもお互い疲れちゃうので、
    次回は習字の手本と筆ペンとバインダーと紙を持参して、
    叔母の気持ちが向いたら、また次のお手本を作ることにします。
    次回は11月9日。ずいぶん間が開きます。

    こんなに開けるの、初めてなんですが、前に行った時、
    「遠くて頻繁に来れないから次は診察の日ね」と言い切ってきました。

    家の衣替えも、掃除も滞り勝ちなのですが、
    私も年のせいか、ちょっと疲れが取れにくいの。
    体の声が「今日はサボリ!」と叫んだら、その声に従います。
    更年期を乗り越えるのにはそれがいいという直感があります。
    でも、主婦としては、それもちょっと辛いんですけどね。
            
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