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2012/02/05

2012年02月05日

        

交付金   六ヶ所村の場合

category - 日記
2012/ 02/ 05
                 
福島の方たちに対して、今まで交付金で潤ってきたくせにという中傷をなさる方が多いと聞いて悲しく思います。
 
電力会社が選ぶのは、都心から離れていて、産業も少なく、雇用や地区経済があまり見込めない場所でした。
お金を効果的にちらつかせたことでしょう。
住民は賛成派と反対派に分かれて争い、分断されたことでしょう。
 
東電が悪い、政府が悪い、という意見が増えることは、
実際に東電や政府の方針を変える力になると思います。
 
しかし、多額の交付金を受けとり、原発を誘致することに前向きだった政治家を選んだ、賛成派の方が多い地区だったから、今の事態は自業自得だという理屈は、今の時点でもなお交付金が必要だから原発誘致をすると言っている地区の抑制力にはなるでしょうが、福島の事故に関しては、何の解決にもつながらないと思います。
 
 
でも、交付金って怖いですよ。
お金のある状態に慣れちゃうと、その便利さに執着が生まれるのは当然です。
なかった時代に戻れないという気持ちになってしまうのですね。
もう交付金なしでは暮らせないと住民に思わせること、
それが電力会社の狙いだと思います。
その罠に落ちてしまうことは、お金が入って羨ましいどころか、
命と引き換えなのがはっきりした今、本当に怖ろしいと思います。
 
福島の方たちを、交付金をもらっておいて、と非難する時、そこに「お金をもらえて羨ましい」という気持ちはないでしょうか。
それは人情だけれど危険だと感じました。
札束で頬を引っぱたかれるということは、怖ろしいことです。
下の記事を読んで、強くそう感じました。
 
六ケ所村には、普通の原発どころではないお金が落ちていました。
転載はホントに一部ですので、お時間のある方はぜひ上をクリックして全文、全画像をごらんください。
 
原発関連施設が多い青森県
新たに計画されている原発は4基で日本一

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さらに原発政策のカギとなる村が六ヶ所村

http://blog-imgs-47-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/2012011013s.jpg
六ケ所村の日本原燃には東京ドーム158個分の広大な施設に核燃料の再処理工場などが整然と並んでいます。
2200人の社員が働いているが、そのうち200人が六ヶ所村の村民。
 
ここでの主な目的は二つ。
各地の原発で発生した放射性廃棄物を保管、貯蔵する事。
そして、使用済み核燃料から、再びエネルギーを生み出そうというものだ。
これに投入された総工費は2兆円を超えている。

しかし、試験中の度重なるトラブルなどのため、今だ再処理工場は本格稼働(2012年10月本格稼働予定)していない。
 
六ヶ所村の村民の平均所得はおよそ1360万円(2008年度)
 
大森さんの牧場は30億円もの費用をかけたハイテク牧場なのだという。
 
乳搾りは、牛の乳房をレーダーで感知して絞る全自動のもの。
 
カウブラシ(画像 右上)は、牛が自分でブラッシングして欲しい時に行くと自動で背中をブラッシングできるシステム。
 
1頭ずつ牛を見分け出荷まで全てのデータがコンピューターで管理されている。
さらに、1頭が終われば順番待ちしていた次の牛が自分から入ってくるので、人の手を使う必要がない。

以前は従業員が休みなくはいていた床掃除も、オートメーション化された。
 
基本的には担い手事業で、国が50パーセントの事業。県が18%、村が0.5%位補助。
酪農にもいろんな援助をしたり助成をしたりという、手厚い支援を受けて、
酪農業の収益は青森県内で六ヶ所村がトップ。
それを支えているのが巨額の補助金だ。
原子力の恩恵は他にも。
青森県でもこの地域のながいもは生産高1位。
それを支えているのがこのながいもの自動洗浄機。
一つ一つの形状が異なり、洗浄や皮むきに手間がかかっていたが、今では完全にオートメーション化。
ここにも補助金20億円が投下されている。

http://blog-imgs-47-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/2012011024s.jpg

作業の効率化により重さぬ名産品も生まれた。
村の交流プラザは総工費33億円
総合スポーツ施設など、村の中心には数多くの施設が整備されている。
土地の購入にも補助金が出る。

http://blog-imgs-47-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/2012011026s.jpg

値段は30年前に比べて15倍近く跳ね上がった。

六ヶ所村・固定資産評価額(土地)
1980年度:約27億円 → 2009年度:約410億円

古川村長:
もし、その施設がなくって、働く場が村になかったとすれば、
やっぱり、超限界集落人になっているのではないかということだけは考えられると思っています。

http://blog-imgs-47-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/2012011114s.jpg

施設に隣接する沼
補償金と引き換えに地元の漁師は漁業権を放棄した。
工場の近くでは魚介類が良く獲れるという。
今は県に申請し、お金を払って漁をしている。

Q:あ、カキ

橋本:最近、水が汚れてきているから、ほれ、こういうヘドロをかぶってる。

Q:昔は汚れてなかったですか?

橋本:
汚れてない
ただ、汚れたっていえば、原燃の方で「もうこの川は使うな」って言われるから。
”俺たちの海を守る”反対派の人達は今・・・
原子力施設の来た村「海を守れ」漁師の戦い


六ヶ所村の漁村で見つけた看板

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「海を守る会」の副会長種市さん

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反対運動を始めた頃の事を話してくれた。
数少ない反対派の仲間のところへ案内してくれるという。

種市:命を守ることと財産を守る事が本当の(村の)任務なのに、逆に札束欲しさに命を売ってる。
 
坂井留吉:わいの一生は抗議行動だった、泊の。

10歳の頃から船に載っていたという坂井さん。

しかし、1984年、突然降ってわいた原子力施設誘致の話
漁港付近に排水が流されることに抗議し、反対運動を行ったが、
坂井さん達の思いは最後まで聞きいれられなかった。
 
問題となっていた放射性廃棄物の処理方法
その危険性が指摘されるなか浮上した、核燃料サイクル計画
さらに、放射性廃棄物の処分や管理も含めて白羽の矢がたったのが六ヶ所村だったのだ。


泊港は機動隊と海上保安庁の警備艇によって、占拠・封鎖された

http://blog-imgs-36-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/39s.jpg

種市:
海域調査の時だ。
漁師の数より警察の数の方が多かった

http://blog-imgs-36-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/34s.jpg

魚民は漁に出ることも許されなかった

種市:坂井さんは逮捕された人のうちの一人
 
http://blog-imgs-36-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/40s.jpg

その後、環境保護団体も抗議するなかで核燃料の運び入れが強行。
以来、核燃料が六ヶ所村に運び込まれるのは、既定路線となった。

坂井:
昔は村全体でやっていたけども、
今はもう、一人欠け三人欠けして、何人もいないもん


Q:何人もいないんですか?

坂井:ええ、反対の声出す人が。

Q:なんでですか?

坂井:わからない。だんだんお利口さんになったからでしょ。お利口さんになったから・・・
 
http://blog-imgs-36-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/42s.jpg

種市:
何としても、止めたいというか、それは、毎日、いつも思っている。
ただ、何をどうすればいいのかというのは、なかなか・・・

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