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2012/01/16

2012年01月16日

        

事前に原発周辺の住民に安定ヨウ素剤をという提言

category - 日記
2012/ 01/ 16
                 
2012年1月12日、小出裕章氏が毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。
原子力安全委員会の、事前に原発周辺の住民に安定ヨウ素剤を
配布する提言について言及。安全委員会を批判しています。


この1月12日の「たね蒔きジャーナル」の内容は3つです。
全部載せると長くなりますので、読みやすいよう、
3回に分けて載せていきます。
番組の文字起こしは「ざまあみやがれい」に完全文が載っていますので、
お時間のある方はぜひ全文をお読みください。
こちらはざくっと要約して転載しております。

今日の内容はヨウ素剤の話なのですが、
よろしければ以前のブログの後半に
ヨウ素剤に関して詳しいことが書いてありますので
こちらの後半をお読みくださると更にわかりやすいと思いますが、
ご面倒でしょうから(笑)ここに青字でごく簡単に書きます。
 
甲状腺はヨウ素があるとそれを取り込みます。
放射性であるかないかという性質は区別できません。
ヨウ素剤を飲んでおいて,血液の中の安定ヨウ素の濃度を高めておくと,
甲状腺への取り込みを抑えることができるわけです。
ヨウ素剤をいつ飲むと効果的かといいますと,
放射性ヨウ素を取り込む24時間前から大体同時ぐらいまでに
ヨウ素剤を飲んでおけば,その甲状腺への放射性ヨウ素の取り込みを
93パーセント抑えることができる。
2時間後ですと80パーセントになってしまいますし,
8時間後ですと40パーセントに落ちてしまう。

24時間後ですと,もうほとんど効果がない。

ここから、「たね蒔きジャーナル」の内容に入ります。

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千葉「原子力安全委員会の被曝医療分科会は、
原発の事故が起きたとき、甲状腺被ばくを防ぐため、
安定ヨウ素剤を配っておくよう求める提言案を示したということです。

原発から5キロ以内の場所に住む人達にヨウ素剤を配っておくということなんですが。

東日本大震災:福島第1原発事故 原発30キロ圏
「家庭にヨウ素剤常備」 安全委分科会、「配布」見直し提言案

(※報道では「半径30キロ圏内」となっています。)

千葉「このヨウ素剤は飲んでおけば、事故が起きたとしても、
甲状腺癌を予防することができるんですよね」

小出「そうですね。ただし飲むタイミングというのが大変重要で。
事故がないのに飲んでも全く意味がありません。」

千葉「はい」

小出「事故が起きたということがわかった後に、放射能が飛んでくるわけですが、
その飛んできた後に飲んでも全く意味が無いのです」

千葉「はい」

小出「要するに事故が起きたということを知って、
放射能が飛んで来るというその間に飲む、ということだけが
意味のあることなのです。


今回福島第一原発の事故の時には、周辺の住民は
いつ放射能がくるかも全くわからないまま、
被曝をさせられてしまったわけです。

日本の政府のほうはむしろ、いつ放射能が届くということを
SPEEDIという計算コードを使って知っていたのにもかかわらず、
公表しないで住民を被爆させたのですね。

ですから、今後もきちっとした対応が取れないのであれば、
全く意味が無いことをやっていることになってしまいます。


まあ今回原子力安全委員会がそういうことを決めたというのですけれども、
今回の事故に関しても、住民を全く守らなかった委員会が
なんで今さら、そんなことを言う権限があるんだろうか
と私は思います」

千葉「(苦笑)、あの事前にヨウ素剤配っておいたとしても、」

小出「はい」

千葉「ちゃんとした情報をきちんと提供して飲むタイミングっていうのを、
きちんと測らないと何の意味もないということになるわけですね」


小出「そうです。大変微妙なことなのであって。
情報を通知するほうがやらなければ、持っていても使えません。
まずは意味はありません」

千葉「それがまあ今回できなかった(苦笑)状況だったということですね」

小出「できなかったというか、要するに積極的にやらなかった」

千葉「積極的にやらなかった」

小出「はい」

千葉「はい。……わかりました」
 
今回の転載はここまでです。明日に続きます。
小出先生のご批判はもっともですが、私は配った方がいいと感じました。
そして国と電力会社は、放射能が出るとわかった時点で、
すぐに安定ヨウ素剤を飲むようにという
指示を出す義務を負うことにして欲しいです。
義務を怠った場合は、もちろん厳罰に処すという条件をつけて欲しいです。
 
住民にとっても、「原発があるということは、放射能が危険なレベルで放出されることがある」という認識をはっきり持たせてくれるメリットがあると思います。
もちろん第一のメリットは、甲状腺がんの予防でなくてはいけませんが。

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