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2012/01/15

2012年01月15日

        

福島市3カ月被ばく量調査 妊婦や子、上限超す

category - 日記
2012/ 01/ 15
                 
福島市3カ月被ばく量調査 妊婦や子、上限超す /福島
毎日新聞 1月13日(金)11時48分配信

 ◇年換算1.04ミリシーベルト
妊婦や子どもを対象に福島市が実施した放射線被ばく量の
3カ月間の測定結果が12日、発表された。
3カ月の累積線量の平均値は0・26ミリシーベルトで
年換算では約1・04ミリシーベルトとなり、
国が定める平時の一般人の被ばく上限1ミリシーベルトを上回った。

市内の妊婦と0歳~中学生の対象者4万6303人のうち、
希望した3万6767人が9~11月、
個人線量計を24時間携帯して測定。

調査の結果、最も高かったのは、2・7(累積線量10・8)ミリシーベルトで3人。
市放射線健康管理室は本人に聞き取りし、
「屋外に置き忘れなどが原因ではないか」としている。
このほか、0・2(累積線量0・8)ミリシーベルト以下は、
1万9116人(52%)、
0・3(同1・2)ミリシーベルト以上は、1万7651人(48%)。

平時の上限を約半数が上回ったことに対し、
県立医大の宍戸文男教授らでつくる市健康管理検討委員会は、
国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告では復旧時は年20ミリシーベルトまで許容していることなどを理由に
「将来放射線によるがん増加の可能性は少ない」と判断した。

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この「国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告」は
基準が厳しくなれば核施設の運転に支障が出ないか心配する
原発や核施設、エネルギー省の立場を真実より優先したものだ
という話は以前のブログに書きました。
もちろん日本政府も原発や核施設の立場を、
真実より優先する立場にあるので、ICRPと考えが一致しますね。
おまけに「がん増加の可能性」にしか触れないのは意図的。
放射能による健康被害はがんだけではないのに、
がんだけのような錯覚を与える書き方です。

おまけに対象は妊婦や子ども。
胎児やこどもにがんなどが発症しなくても、
その後の子孫に延々と危険が受け継がれるとされていて、
300年(8~10世代に当たります)もの間、
被曝による病気が増えると考えられるという説もあります。
「チェルノブイリは遺伝子の中で荒れ狂う」

他のどんな災害とも異なり、被曝被害というのは
時間が経つにつれて拡大するというのです。

放射能が細胞を攻撃した場合、
大人であれば、ダメージを修復することも起こるそうですが、
修復能力は大人にならねば備わらないものだそうです。
以前のブログから引用するとこういうことです。

感受性ということになりますと,また話は別で,
胎児から子供,青年まで細胞分裂が非常に盛んな個体というのは,
頻繁に細胞分裂しています。
DNA合成の頻度が高いわけです。
そういうときに,DNAに傷が付くと,細胞はその傷を見付けて
DNA合成をストップさせるんです。
普通は傷を治してまた次に行くという形になるんです。
しかし、余りに細胞分裂が盛んだと,そこが余りうまくいかないと
いうことがあるんだと思うんです。
そのために細胞分裂の盛んな人は、同じ線量でも間違いが起きやすく
感受性が高いということになります。


このように被ばくのダメージがとても大きい対象年齢の子どもが、
今回の検査で、「国が定める平時の一般人の被ばく上限
1ミリシーベルトを上回った」という結果が出ているのです。
 
1ミリシーベルトと言いますが、こういう表現は、
全身が均等に被ばくした場合に換算した数字です。
 
 
しかし、全身に均等に被ばくするものでしょうか?

1.04ミリシーベルトと言いますが、こういう表現は、
全身が均等に被ばくした場合に換算した数字です。

年換算では約1・04ミリシーベルトという結果ですが、
体の一部に集中的に被ばくした場合、
その器官・臓器における被ばく量は、実質的には、
1・04ミリシーベルトどころではないはずです。
 
妊婦さんも、お子さんたちも、子どもさん自身も、
この結果がどんなに怖ろしいと感じたことでしょう。
この結果を「将来放射線によるがん増加の可能性は
少ないと判断した」という感覚でスルーされてはたまりません。
この感覚はあまりに無責任です。
黙っていてはいけません。

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