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2012/01/10

2012年01月10日

        

小出裕章氏 4号機の危険・崎山比早子氏 質疑応答  その4

category - 日記
2012/ 01/ 10
                 
質疑応答その4をまとめましたが、小出裕章氏の発言で、
4号機の現状について、重要な話が「みんな楽しくHappyがいい」に
文字おこしの上掲載されていましたので、
そちらを先に転載させていただきます。
文章はごく一部の転載です。
お時間のある方は、ぜひ全文をお読みください。

たねまきJ「住民投票・原発40年で廃炉・4号機の今は?最悪のシナリオ」小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)1/9

不安を煽るためにやっているのではありません。
危険な放射能からとにかく子どもを守らないといけない、
また、こんなにも危険な原発というものから
日本は脱却しないといけないという認識で、
微力なのでブログを書くくらいしかできずに書いています。

避難したくても出来ない方がたくさんいらっしゃいます。
例えば原発作業員の方たちが全員避難したらどうなるでしょう。
避難できない教え子を思って避難しない道を選択した
ぬまゆさんのような方々も、
大勢いらっしゃるのではないかと思います。

住むのに危険すぎる場所でも、政府は安全だと言い、
たくさんの症状(鼻血や下痢、発熱、髪や歯が抜ける、
出血しやすく止まりにくい、重い倦怠感など)が急増しても、
対策を取ろうとはしません。
それは安全だからではなく、危険な情報なので隠蔽したいだけです。
避難できない方も、万一のことがあったら緊急避難できるよう
仕度だけでもしていただけるといいのではと思います。

前置きが長くなりすみません。小出裕章氏の発言の一部転載はここからです。

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水野:4号機のプールというのは今どういう状況なんですか?

小出:
使用済みの燃料プールというものは、放射能を閉じ込める
最後の防壁である格納容器という容器の
さらに外側にあるのですね。
つまり、その放射能を閉じ込めるという防壁に関していえば、
何もないという場所に使用済み燃料プールがあるのです。


そしてそのプールのなかに、
4号機の場合には原子炉の中に通常入っている燃料の、
2倍、あるいは3倍ぐらいの使用済み燃料が溜まっているのです。



水野:2倍3倍溜まっている。

小出:はい、
そして、4号機というあの建物はですね、
水素爆発でやはり吹き飛んでいるのですけれども、
4号機の場合の水素爆発は非常に変わった形で起きていまして、
1号機も3号機もオペレーションフロアーと私達が呼ぶ
最上階の部分で爆発が起きていわゆる体育館のような
どんがらな部分が吹き飛んでいるのですが、
4号機だけはそうではないのです。

そのどんがらの部分も吹き飛んでいるし、さらにその下の1階、
さらにまた、そのもっと下の1階分位の建屋が
爆発で吹き飛んでいるのです。


実は、用済み燃料が埋め込まれている場所というのが、
すでに爆発で破壊されている訳で、
何時、使用済み燃料プールが崩壊してしまうかがわからないという、
そういう状態が、3月15日でしたでしょうか、
4号機の爆発以降ずーっと続いているのです。


水野:
えっ!今も続いているっていうことですね、
その、プールが崩壊の危機にさらされている状況は
今も続いているんですね。



小出:
ただし、東京電力ももちろんそのことの重大性に気が付いていまして、
4号機の使用済み燃料プールをとにかく崩壊から守ろうとして、
耐震補強工事というのをやったのです。
でも、あまりにもひどい作業環境で工事を行ってきているわけだし、
それしかできないわけで、ゆっくりゆっくり、
きちっとした工事をしていくという事が実際上出来ない現場なんですね。

そこでまた、東京電力は「苦闘しながらやった」と言っているんですけれども、
これからまだ余震も来るでしょうし、
次に大きな余震が来た時に4号機の使用済み燃料プールが
「本当に壊れないんだろうか」ということが私は不安なのです。

もし壊れてしまえば、政府が3月15日の頃に予想したように、
250キロというようなところも膨大な汚染を受けることになると思います。
水野:そういう不安な状況が今も続いていると認識しなければいけないんですね

小出:そうなのです。

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ここからは崎山比早子氏 質疑応答  その4になります

質問

今回の事故の影響で,低線量によって発生リスクが高まる
癌の種類は何か特別なものがあるでしょうか。
それとも,ある特定の種類の癌が特に発生するんでしょうか。


回答 


放射性ヨウ素の場合は甲状腺癌ですね。
まだ見付かっていないから,心配する必要は今のところ
ないと思うんですけれども,ストロンチウムが出てくると骨癌。
それからプルトニウムは,ここまでは飛んでこないと思うんですが,
プルトニウムですと肺癌になるということはあります。


質問


ヨウ素剤を飲むと、ヨウ素が甲状腺に溜まることによる
癌は抑えられるかもしれないことはわかりました。
それ以外の放射性物質をを予防するような手だてはあるんでしょうか。


回答


放射性物質で唯一防げるのはヨウ素だけです。
ヨウ素剤を幾ら飲んでも,セシウムとかストロンチウムとか,
ほかの放射性物質に対しては全く効きません。
ヨウ素剤を適当な時期に配布して甲状腺癌を防ぐということは,
もう本当に唯一できることです。
他の予防は、その放射性物質があるところから逃げる,これしかありません。


質問


前のお話に戻るんですが,DNAの2本鎖切断というのが
1.3ミリシーベルトだということなんですけれども,
これは蓄積された線量か、それとも1時間当たりの線量でしょうか。


回答


それは1.3ミリシーベルトが通った時に切れる量です。
蓄積ではありません。
その実験はエックス線を使っています。
細胞を培養しておいて,そこにエックス線をぱっと掛けるわけです。
そのときに1.3ミリシーベルトですと,
大体24個に1個ぐらいの細胞に1個2本鎖切断が起こるということです。


質問
CT検査で10ミリシーベルトという場合には,
特定の部位に対して被ばくということと思われるんですが,
空気中で10ミリシーベルトとされている場合と,
その両者の危険度の違いというのは
あるんでしょうか。



回答


10ミリシーベルトを浴びるということは,CT検査の場合は
身体の一部,胸のCT検査ですと胸の部分のリスクがあるわけです。
環境が汚れて全身に浴びるという場合は,全身に10ミリシーベルトなら
10ミリシーベルトを浴びるということです。
実効線量というのがあって,計算がちょっと違うんです。
全身一遍に浴びる場合と,その部分的に浴びる場合とはちょっと違います。


質問

内部被ばくに関して,食品や水などで言われている単位のベクレルを
シーベルトに換算する式があったと思います。
内部に放射性物質を取り込んだ場合,物質が体内にとどまる限り
ずっと放射線を出し続けるということですが,
長期換算式で算出した被ばく量は,食物などにより体内に入った
放射性物質が放出し続けるすべての放射量をカバーする値となるのでしょうか。


回答

それはそうだと思います。右図はその式ですけれども,
食品汚染,キログラム当たり何ベクレルというふうに出ていますね。
それにその摂取した量を掛けると体内の取込み量になります。
その取込み量に0.01を掛けて,線質係数というものを掛けます。
この線質係数というのは放射性物質によって違います。
ヨウ素131の場合は1.4,セシウム137の場合は1.4,
それからセシウム134の場合は2.0。
ヨウ素の場合,131でも気道から入った場合と食事から入った場合で,
この線質係数が変わります。
代謝,その元素の半減期,体の中でどういう挙動をするかということを
考えてきめたのがこの線質係数です。
その線質係数を掛けたものが被ばく線量,
マイクロシーベルトということになります。


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