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2012/01/09

2012年01月09日

        

武田氏緊急速報と崎山比早子氏 質疑応答  その3

category - 日記
2012/ 01/ 09
                 
質疑応答その3をまとめましたが、武田邦彦氏のブログの更新が
ありましたので、そちらのご紹介を先にさせていただきます。

緊急速報  セシウム降下物とこれまでの状態と今日(2012年1月8日)

文章はごく一部の転載です。
お時間のある方は、ぜひ全文をお読みください。

http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/77/0000146977/53/img51972967zikczj.jpeg

http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/77/0000146977/54/img54b2f806zik9zj.jpeg


一番多かった1月2日では、1日で1平方メートルあたり
500ベクレルのセシウムが蓄積していきます。


私が警戒を呼びかけているのは、第一に放射性セシウムが空から降ってきているのですから、内部被曝をする可能性があるということ、第二に徐々に増えているので、このまま2月になってさらに増えたら危険になるので何らかの準備が必要だということ、そして第三にこの時期にセシウム降下量が増える原因が見あたらない(人為的なことは別にして)ということです。発表が2日遅れで「被曝してから知る」という時間的なことにも注意が必要で、そのために少し警戒しています。

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これからの質疑応答はこのサイトの文章を要約したものです。
詳しくは原文をお読みください。
長いため、いくつかに分けてご紹介させていただいています。
 
質疑応答のご紹介の前に以前の記事のご紹介を。

原発周辺住民は「ヨウ素剤飲むべきだった」 識者が指摘

配布されなかった安定ヨウ素剤―福島原発事故後の混乱で



 質問

原発事故とヨウ素剤について教えてください

 回答
放射性ヨウ素がたくさん飛んできていますね。
それは甲状腺に溜まります。


どういう経路を通るかというと,その汚れた空気を吸った場合は,
気管,気管支,肺,こういう呼吸器系統から血液の中に入る場合と,
そういう放射性物質で汚れたものを食べることによって取り込む場合は,
消化管から放射性ヨウ素が吸収されて血液の中に行きます。
血液の中に入った放射性ヨウ素は甲状腺に行きます。
なぜ甲状腺に行くかといいますと,甲状腺は体の成長とか代謝に必須の
甲状腺ホルモンを作っています。

この甲状腺ホルモンを作るためにはヨウ素が必須なんです。
ヨウ素がないと甲状腺ホルモンができない。
ですから,甲状腺はヨウ素があるとそれを取り込みます。
放射性であるかないかという性質は区別できません。
血液の中に吸収された量の10から30パーセントが甲状腺に行くわけです。


甲状腺で取り込まれないものは,大部分が尿から,
あとは便からも排泄されます。

この甲状腺に放射性ヨウ素が取り込まれないようにするためには,
安定ヨウ素というものを飲んでおけばいいわけです。
それがヨウ素剤です。

ヨウ素剤を飲んでおいて,血液の中の安定ヨウ素の濃度を高めておくと,
放射性ヨウ素の濃度が希釈されますね。
希釈された分だけ,甲状腺への取り込みを抑えることができるわけです。


ヨウ素剤をいつ飲むと効果的かといいますと,
放射性ヨウ素を取り込む24時間前から大体同時ぐらいまでに
ヨウ素剤を飲んでおけば,その甲状腺への放射性ヨウ素の取り込みを
93パーセント抑えることができる。

2時間後ですと80パーセントになってしまいますし,
8時間後ですと40パーセントに落ちてしまう。
24時間後ですと,もうほとんど効果がない。

そこで、放射性ヨウ素を取り込まないために,
安定ヨウ素剤を飲むのが大切なんですけれども,
そのタイミングというのがものすごく重要です。
後から飲んだんでは, 7%しか阻止しないんですね。


このいつ飲ませるかということを決める基準が,
空気の中の放射性ヨウ素の量です。
1立方メートル当たり4200ベクレルの放射性ヨウ素があると,
その空気を24時間吸っていると甲状腺の被ばく線量が
100ミリシーベルトになると予測される。
100ミリシーベルトになると予測されたときに
配布をしなければいけないんです。


それはその原子力安全委員会が決めたことです。
配布する場所は,その避難所です。

この100ミリシーベルトというのは,
日本,フランス,イギリスが採用している線量です。
WHOは10ミリシーベルト,子供が特に感受性が高いですから,
子供の甲状腺の被ばくが10ミリシーベルトぐらいになると
予測されたときに飲ませるのが望ましいとWHOは言っています。


先ほどありました半減期ですが,ヨウ素は物理学的な半減期,
このヨウ素自体が放射性ですから崩壊していくわけです。
その放射性ヨウ素が半分になるのが8日。体内の半減期が大体7.5日。
ですから,ヨウ素が入ってから1週間ぐらいで半分になるぐらいの見当です。


今,放射性ヨウ素とセシウムが言われていますけれども,
セシウムというのは,物理学的には自分で崩壊して
半分になるのが30年かかります。
体内ではある程度代謝されて大体100日ぐらいで半分になる。


プルトニウムという元素がありますけれども,
この元素はアルファ線を出して非常に危険な元素です。
この原子が半分になるのが2万4000年ぐらいかかる。  

これが吸い込まれると大体肺に溜まって肺癌の原因になるんですが,
これを排出するというのがなかなか難しくて一生出ない。


ストロンチウムというのは骨に溜まるんです。これは今のところ,建屋の中では出ているみたいですけれども,
こちらのほうに飛んできたという報告はありませんね。
これはやっぱり骨に溜まって骨癌の原因になるわけです。
これが半分になるのが18年ぐらいです。


ヨウ素剤をどのぐらい飲ませるかということですが,
新生児と3 歳までの子供は丸薬を飲ませるのが大変難しいので,
ヨウ化カリウムの水溶液を作って飲ませる。
体重に応じて少なくなっています。
3歳から13歳までは38mg,13歳から40歳は100mgとなっている。
3歳から13歳までは,ヨウ素剤が1錠です。

13歳以上の大人,40歳未満は2錠。
40歳以上の人には配布しないと決められています。
40歳以上は余り甲状腺癌にならないという報告がなされていますから。
国によっては45歳までは投与すると決めているところもあります。

日本でも甲状腺の線量が5シーベルトに達すると予測されたときは
40歳以上でも投与することになっています。
その5シーベルトといったらものすごい量なんですけれども,
そういう量の放射線が甲状腺に溜まると,
その放射線によってベータ線を出しますから,
それによって甲状腺細胞が殺されてしまうわけです。

甲状腺機能がなくなると困るというので,それを防ぐために,
大人の場合は5シーベルト以上になると予測された場合は
40歳以上でも与えると決められています。

何シーベルト以上になったら与えるかというのは,国によって随分違うわけです。フランスは日本と同じです。それから,イギリスも全年齢100ミリシーベルト。
アメリカは州によってかなり違う。ドイツは50ミリシーベルト。

ベルギーは19歳,妊婦は50ミリシーベルト,
20歳以上は100と決まっています。

特徴的なのはフランスです。
フランスは5キロ以内の圏内にいる家庭には,全部,家庭配布をしているんです。
事故がなくても家庭に配布して,いざというときに自分で飲める。
5キロ圏内は学校にも配布しています。
5キロから10キロ圏内は,学校、保育所に配布していて,
希望すれば自分で薬局からもらえることになっています。
日本は,こういう家庭配布は全然やっていないんです。
避難所で与えるということになっています。


そのヨウ素剤の副作用についてです。
ヨウ素剤には副作用があるから副作用のリスクと,それからヨウ素剤を飲んで
癌を逃れるというメリットと天秤に掛けて,
メリットの多いときに与えるべきだとい言っている先生方も
たくさんいらっしゃるんですが,
ヨウ素剤ぐらい副作用のない薬はないんです。

なぜこういう情報を得たかといいますと,原子力安全委員会の
ヨウ素剤検討委員会が6年くらい前にありました。
そのときにずっと傍聴していて,委員の先生方の発言を覚えています。
その検討会には,甲状腺疾患の専門医がたくさんいらしていました。
その先生方は,自分がヨウ素剤を患者さんに処方するときに,
「副作用を心配して注意を与えたことはない」そうです。


ヨウ素というのは甲状腺ホルモンに必須のものですから,
これにアレルギーがあったりしたらすごく大変なわけです。

ヨウ素にアレルギーというのは,大体がヨウ素が入っているもの
例えば造影剤とかそういうものに,ヨウ素以外のものが入っていて、
それに対してアレルギーなのではないかとその検討会でも言われていました。

現にチェルノブイリ原子力発電所に事故があったときに,
ベラルーシは全然ヨウ素剤を配布しなかった。
あそこはすごく子供にも甲状腺癌がたくさん出ました。

ポーランドではすぐ配布しました。
1050万人に配布して副作用の報告はありません。


ヨウ素剤というものの副作用というのはほとんど考えなくてもいいんです。

ただ,甲状腺機能の正常ではない方は悪化する可能性もあるかもしれない。
そのような場合も,ヨウ素剤をやめれば元に戻ります。

ただし、幼児や子供が連用すると甲状腺機能低下をおこす可能性がありますから、
連用は避けて3日から4日の間隔を開けた方が良いです。

例えば,風邪薬とかワクチンとか1000万人に与えて
全然副作用がなかったというようなものは余りないです。
そういうものに対して副作用を言っていらっしゃるというのは
すごく,政治的な意味があるんじゃないかなという感じはありますね。


明日に続きます。

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